普通車か軽自動車か。
車の購入や買いかえで、迷われている方もいらっしゃると思います。
うちも悩みました。
子どもは小学生と幼稚園児、これからいろいろお出かけしたいけど、やっぱり大きい車の方がいいのかな?
でもこれから教育費もかかってくるし、車にそんなにお金をかけられないしなぁ。
そんな我が家が最終的に選んだのは「軽自動車」。
今のところ、全く後悔していません。
むしろ「良い買い物したなぁ」という感じ!
今回は、我が家が実際に乗ってみて感じた、軽自動車のメリット・デメリットをまとめてみました。
迷われている方の参考になればうれしいです!
【普通車から乗りかえて実感】軽自動車を選ぶメリット
まずは軽自動車のメリットから。
我が家は、少し前に普通車(コンパクトカー)から軽自動車に乗りかえているのですが、乗りかえてみて感じたメリットは主にこの二つです。
維持費が安い
我が家が軽自動車に乗りかえた、一番の決め手は「維持費」です。
車を一台持つだけで、家計への負担はかなり大きくなります。
少しでも車に関する費用を安く抑えたい。
そんな方には、維持費の安い軽自動車がおすすめです。
軽自動車を持つと、普通自動車に比べて安く済む費用が5つあります。
自動車税
1年に1回払う自動車税は、その車の排気量によって金額が変わってきます。
軽自動車:10,800円
排気量1000cc以下:25,000円
排気量1000cc超から1500cc以下:30,500円
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と、排気量が大きくなるにつれ、税金も上がっていきます。
以前に比べると、普通車の自動車税が下がってきているので、差は縮まっていますが、まだまだ軽自動車の方が安いですね。
自動車重量税
新車の登録時と車検の際に、車の重さに応じてかかる税金です。
軽自動車は車の重量に関わらず、年間3,300円となります。
(新車登録から13年以上経過すると、税額が上がります)
普通車の場合は、車両重量0.5トンごとに年間4,100円です。
コンパクトカーの場合、だいたい900~1500kgの車が多く、8,200円~12,300円ほどになるので、軽自動車の方がお安いです。
車検の時に払う重量税は、車検の有効期間分(初回は3年、その後は2年)をまとめて払うので、結構な金額になりますね。
自動車保険
強制加入の自賠責保険については、保険期間37ヶ月で比較すると、軽自動車と普通自動車で440円の差。
ほとんど変わらないね。
任意の自動車保険は、保険会社によっていろいろですが、20歳~65歳以上の平均で12ヶ月ごとで比較すると、軽自動車67,042円、普通自動車75,000円と、軽自動車の方が若干安くなっています。
※参考:SBI損保
我が家も、軽自動車に乗りかえて安くなりましたよ。
車検費用
車検ってけっこうお金がかかりますよね。
車検が近くなると、「また車検の時期がやってきたか…」と憂鬱になる私。
軽自動車に乗りかえてからは、だいぶ家計が楽になりましたよ。
軽自動車は、タイヤやエンジンオイルなどの消耗品が普通自動車に比べて安価なので、車検の費用も抑えることができます。
相場としては
軽自動車:6~10万円
普通自動車:10万円前後
車の状態や、車検をお願いするお店によっても違ってくるので一概には言えませんが、一般的には軽自動車の方が安く済みそうですね。
高速道路の通行料
我が家はあまり高速道路に乗らないので、今まで気づいていなかったのですが、軽自動車は高速道路の通行料も安い!
普通車1kmあたりの料金×0.8
よく遠くまでお出かけするファミリーにとっては、これはうれしい割引ですね!
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ここまで、軽自動車の維持費について5つお話してきました。
他にも車の維持費はいろいろありますが、日々の出費として大きいのが「ガソリン代」。
軽自動車は燃費が良く、ガソリン代も安く済むという話を聞いていたのですが。
実際に乗ってみると、以前に乗っていたコンパクトカーと今のところ大差ない感じです。
今はかなり燃費性能の良い普通車があるから、軽自動車のメリットとしてはそこまで感じられないかもね。
小回りが利く
軽自動車は、車両のコンパクトさが魅力の一つ。
小回りが利くので、狭い道や駐車場でも、ストレスなく運転できます。
なんといっても、軽自動車はペーパードライバーの強い味方!
私のように運転が苦手でも、何とかなります。(こわいけど)
ショッピングセンターの駐車場などによくある、「軽専用」の場所にも停められてラッキー!
家の駐車場が狭かったり、近所に狭い道が多かったりする方は、軽自動車だと楽ですよ。
【知らないと後悔する】軽自動車を選ぶデメリット
続いて、軽自動車のデメリットについてお話していきます。
パワーが物足りない
軽自動車の条件として、排気量660cc以下というものがあります。
そのため、人や荷物をたくさん積んだときや、坂道や高速道路を走行するときは、パワー不足を感じることも。
私の実家の車も軽自動車なのですが、急勾配の坂で「ウィィィーン!!」とものすごい音をたてながら、がんばって上っていた記憶があります(笑)
なんだかかわいそうになるね。
価格は高くなりますが、ターボエンジンを搭載した軽自動車を選ぶことで、多少パワー不足を補うことができますよ。
事故の時弱い
軽自動車は、車体を軽くしているために、どうしても衝撃に弱くなってしまいます。
トラックと軽自動車がぶつかると、トラックはほぼ無傷なのに、軽自動車は大破…なんてことがよくあるらしい。
また、軽自動車は高速道路で風にあおられやすいというデメリットも。
特に今人気のある「スーパーハイトワゴン」は、車高が高く作られているので、強風でバランスを崩してしまうこともあります。
けっこうフラフラするんですよね…。
軽自動車の中でも、安全性能が高い車を選んだり、高速道路に乗って遠出するときはレンタカーを借りるなど、工夫が必要かもしれません。
4人までしか乗れない
軽自動車は、定員4名以下と定められています。
大人数のファミリーや、三世代でお出かけすることの多いご家族には、軽自動車は向かないですね。
※ちなみに、子どもは3人で大人2人換算なので、大人2人+子ども3人は乗車できます。
荷物が少ししか乗らない
軽自動車は、大きさも「長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下」と決められています。
そのため、どうしても荷物を載せるスペースを確保するのが難しいんですよね。
我が家が乗りかえた軽自動車も、後ろのラゲッジスペースはやっぱり狭い。
後ろの座席を前にスライドさせると広くなるのですが…ゆったり乗るか、荷物を載せるかどちらかしか選べないのはツライところ。
やはり大きな車には敵いませんね。
煽(あお)られやすい
軽自動車は、パワーが弱くなかなか思うようにスピードが出ないこともあるので、後ろの車から煽(あお)られてしまうことも。
うちのパパさんも、何度か煽(あお)られたと言っていました。
何車線もある大きい道路では、なるべく左車線を平和に走行するのが良さそうです。
黄色ナンバー
軽自動車といえば「黄色ナンバー」。
私はまったく気になりませんが、この黄色ナンバーに抵抗のある方もいるようです。
我が家のパパさんもはじめは「えー…軽自動車…?」とあまり乗り気ではありませんでした。
その理由の一つが黄色ナンバー。
おっきい車に乗ってる友だちと比べてしまって、なんとなく負けたような気持ちになるんでしょうね。
まぁ、うちはお金ないんだから、見栄はってる場合じゃないけど(笑)
どうしても気になる方は、有料ですが白ナンバーを取得することもできますので、検討してみてもいいかもしれません。
まとめ
軽自動車のメリット・デメリットについて、我が家が乗っていて感じるメリット、デメリットをまとめてきました。
数としてはデメリットの方が多いですが、どんな乗り方をするかによって、メリットの方が上回る場合もありますよ。
軽自動車は、なんといっても家計に優しい!
デメリットも考慮しながら、軽自動車も選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
▽車の購入費用を抑えたいときは、中古車も検討の余地ありですよ
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