世界三大恐竜博物館の一つ「福井県立恐竜博物館」。
恐竜好きなら一度は行ってみたい場所ですよね。
家から遠いから…となかなか足を踏み出せない方に向けて、今回は、我が家の福井県立恐竜博物館への旅路をつらつらお話していこうと思います。
※我が家の旅行は、2020年11月21日から22日の1泊2日。埼玉県からの訪問です。
ほんの少しでもお役に立てることがあればうれしいです!
【福井県立恐竜博物館への旅】きっかけと事前準備
きっかけ
もともとはトミカが大好きだった長男。
幼稚園年中さんのときに、家族で「恐竜博」に行ってから、恐竜ブームがやってきました。
図鑑を熱心に見ていたり、何回も同じ恐竜映画を見たり、恐竜ごっこをしたり…いつの間にか生活のほとんどが恐竜に染まっている毎日。
これだけ恐竜が好きなら、ぜひ「恐竜王国・福井」に連れて行ってあげたい!
子どもが好きなことを、全力で応援してあげたい!
そんな強い思いが芽生えました。
しかし、埼玉から福井は遠い。
次男はまだ小さかったので、移動は車がいいかな…
そうなると、父ちゃん(夫)の協力はマスト。
(私はペーパードライバー)
でも、息子の恐竜好きをずっと見てきたので、割とすんなり「片道8時間」を受け入れてくれました(笑)
そんなこんなで、2ヶ月前に「福井県立恐竜博物館への旅」ミッションが始動したのです。
事前準備
旅の行程を検討
こんな感じで予定を組みました。
ほとんど移動ですね。
埼玉から福井への車旅、1泊2日はけっこうキツイ…
ドライバーさん(父ちゃん)には、かなりがんばっていただきました。ありがとう!
福井県立恐竜博物館の予約、予習
博物館への入館は事前予約制なので、HPで予約。
そして、福井県立恐竜博物館のHPや実際に行った方のブログなどで、博物館のイベント情報や周辺の情報をゲットしました。
宿予約
恐竜博物館の周辺ホテルには、恐竜フィギュアつきのプランがあったり、恐竜ルームがあったり、恐竜にちなんだホテルがいくつかあるのですが。
我が家は敢えての「ペンション」。
理由は、博物館から近く、おいしい朝食つきでリーズナブルだったから。
この選択、ファインプレーでした。
とっても良いお宿でしたよ!
車ルート確認
埼玉から福井までは、とにかく距離があるので、どういうルートで行くか、高速に乗ったらどこのSAやPAに寄るか、めちゃくちゃ調べました。
でも結局、当日になって、「どうせなら海が見える道を行きたい」となり、調べたのとは全く違う道を行くことになりましたけどね。
これはこれで良い思い出。
DVDレンタル
8時間の車内、子どもたちは確実に飽きてきますよね。
時間をつぶすアイテムが不可欠。
そこで、恐竜博物館への気分を盛り上げる「恐竜に関する映画」のDVDをレンタルしておきました。
これも正解!
【1日目】福井までの長い道のり
ペーパードライバーはこわいよ
さあ、いよいよ出発の日。
朝5:00に、叩き起こされてまだ何がなんだか分かってない子どもたちを車へ。
ワクワクの旅の始まりです。
あまりに長い道のりなので、ペーパードライバーの私も少しは運転しないと…と、まずはママドライブで出発です。
…しかし。
高速道路に乗るのが久々すぎて、ガッチガチの私。
見るに見かねて、高速乗ってすぐのPAで父ちゃんが交代してくれました。
よっぽど隣に乗ってるのがこわかったんだろな(笑)
本当はもっと長い距離を運転するはずでしたが、ここから先は全部父ちゃんにおまかせでした。
ごめんよ、ふがいなくて。
高速道路でのあれこれ
高速で迎えた夜明けに感動し、海が見えてきてテンションあがり、長かったけど退屈しない道のりでした。
子どもたちは、持ってきたDVDや図鑑で恐竜博物館への期待を膨らませていたよね。
PAを見つけたらとにかく入ってトイレを済ませることを徹底しました。
それでも事件は起きる。
ほんの5分前にPAでトイレに寄ったばかりなのに
長男「トイレ行きたい…」
次のPAはけっこう先。
慌てました~!
そんなとき、目についたのが、ずっと車内に備え付けてあった「携帯トイレ」。
はじめて使ったので、勝手が分からずてんてこまい!
なぜかみんな大爆笑でした。
(無事に漏らさず対応できましたよ)
【1日目】福井についたよ
周辺を散策
長いドライブもついに終わりのとき。
遠くに、恐竜博物館の銀色に輝くたまご形ドームが小さく見えてきて。
着きました~福井県!
まずは事前に調べていた、道の駅にある「ブラキオサウルス」に会いに。
すっごい迫力!
堂々と佇むその姿、後ろに見える恐竜博物館のドーム。
こりゃ明日への期待が膨らみますね。
次に見に行ったのは、恐竜博物館に行く道筋にある「ホワイトティラノサウルス」。
こちらも近くでみると大迫力。
ティラノサウルスの真似をしてガオーッとポーズを取って写真撮影しました。
さすが福井県、いろいろなところで恐竜に会えるんですね。
かつやまディノパーク
1日目の最後は、恐竜博物館隣の「かつやまディノパーク」。
森のなかに、リアルな恐竜のオブジェがたくさん展示されています。
本当に恐竜時代に迷いこんだみたい。
ジュラシック・ワールド好きの長男は、ヴェロキラプトルのブルーと映画さながらのシーンを再現できるコーナーが気に入ったようでした。
しかし、楽しいが顔にでないタイプの長男は、終始真顔でしたね(笑)
満足するまでゆっくりと見て回ると、もう夕方になっていました。
【かつやまディノパーク】
〒911-0023
福井県勝山市村岡町寺尾51-11(かつやま恐竜の森内)
TEL:0779-88-8777
営業時間:9:00~16:30(最終入場16:00)
休業日:第2・第4水曜日、冬期間(11月下旬から4月末まで)
入場料:
公式HP:https://www.dinopark.jp/
【1日目】宿と食事処
さて、1日目ももう夜が近づいてきました。
「宿に入る前に、夕飯を食べよう。」となり。
道の駅に車をとめ、ネットで調べまくりました。
どうせなら、ここでしか食べられないものがいいなぁ。
そしてたどり着いたのが「グリルやまだ」さん。
開店前から列が。有名なお店のようです。
ご当地ソースカツ丼を堪能しました。
美味しかった~!
そして、本日宿泊予定の「平尾ペンション」へ。
アットホームでかわいい雰囲気のペンションで、クリスマスの時期ということもあって、インテリアもクリスマス仕様でステキでした!
お部屋の窓からは、恐竜博物館のドームが見えて、テンションあがる!
子どもたちは、部屋につくなり、ベッドにダイブ!
我が家はめったにお泊まりの旅行をしないので、楽しくて仕方ない様子。
はしゃぎまくってました。
父ちゃんは超ロングドライブでお疲れだし、早めに就寝。
興奮しているからか、なかなか寝つけない私…。
どーなる、明日!?
【2日目】福井県立恐竜博物館はやっぱりすごかった!
2日目は今回の旅のメインイベント「福井県立恐竜博物館」へ。
ペンションのあたたかい朝食で元気をチャージしていざ!
「駐車場がめちゃこみ」という情報を見ていたので、開館1時間前に到着。
すでにけっこう車がいる。
すごい人気ですね。
開館前でも、外にある恐竜の遊具で遊ぶことができて、時間をもて余すことはありませんでした。
そしていよいよ博物館へ。
行った日は、「ディノアライブ」というイベントがあって、先着順で整理券を配るということで、早歩きで向かい、整理券を無事ゲット。
今回の旅は、長男のお誕生日プレゼントを兼ねていることもあり、まずはお土産をチェックしに行きました。
埼玉県のおもちゃ屋さんでも手に入りそうな恐竜グッズを選ぶ長男。
「限定」に弱い親は、「こっちの方がいいんじゃない?」と必死に誘導(笑)
せっかく来たんだから…と結局両方買うことに。
限定のフィギュアや図録など、目移りしちゃうお土産がたくさんありましたよ。
お土産のあとは、いよいよ博物館内部へ。
長い長いエスカレーターを降りると、そこには…
動くティラノサウルス!
長男釘付け。
いろんな角度からじっくり観察できます。
恐竜時代を再現したジオラマも迫力満点。
まるで恐竜時代に入り込んでしまったような気分になれるパネルシアターも、長男は気に入ったようで。
動くティラノサウルスとシアターを何度もリピートしていましたよ。
福井県立恐竜博物館には、全部しっかり見るには1日では足りないくらいの、貴重な骨格標本がたくさんあるのですが。
我が家の子たちはあまり興味がないらしく、スイスイ行ってしまって。
大人が「もっとゆっくり見せて~」となるね。
さて、開館早々に整理券をゲットした「ディノアライブ」。
すぐそこまで恐竜が近づいてきて、食べられてしまいそう!な迫力でした。
さすがの長男も、「思ったより怖かった…」とのこと。
次男寝てて助かったぁ~
私たちが訪れた日は、かいけつゾロリの映画も上映していて、これも鑑賞。
こちらは子ども向けでこわいシーンはなく、次男も最後まで楽しめた様子でした。
福井県立恐竜博物館では、訪れる時期によっていろいろなイベントを開催しているので、おでかけ前に要チェックです!
そろそろお腹がすいてきた…ということで、お昼ごはん。
せっかくなので、館内のレストラン「DINO CAFE」で食べてみることに。
混んでるだろうなとは思っていたけど、なんと180分待ち。
ディズニーランドか!!
待ち時間は、一旦博物館を出て、車で待機。
外にあるお土産屋さんで見つけた「恐竜のたまご」というシューアイスを食しながら待ちました。
ボロボロこぼれるから車内向きじゃないけど、おいしいかったです。
14時頃にようやくお昼ごはんにありつけました。
恐竜をあしらったメニューの数々に子どもたちも喜んでました。
待ったかいがありましたね。
その後も博物館内部を歩き回り、おんなじ展示を何回も見て、やりたいことを全部やって、大満足。
私も、寝不足であることを忘れるくらい楽しめました!
予定時間は15時でしたが、結局16時頃まで滞在し、名残惜しさを感じつつ、帰途につきました。
家にたどり着いたのは0時を回った頃。
父ちゃん、本当にお疲れ様でした!
バタバタとあっという間に過ぎてしまったけど、心に残る、「行ってよかった」と心から思える旅になりましたよ。
まとめ
我が家の、福井県立恐竜博物館への旅をお送りしてきました。
一体、誰が読んでくれるのでしょうってくらい長々と書いてしまいました(笑)
ここまで読んでくださった方、お付き合いいただき本当にありがとうございます。
この旅行記が、福井県立恐竜博物館に行ってみたい!という方のお役に立てたら幸いです。
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