はじめての離乳食、いろいろ不安ですよね。
ちゃんと食べてくれるのかな?
栄養は取れるかな?
作るの大変そうだな…
ネットで調べると、レシピはたくさん見つかるけど、レシピを見て作るのも意外と面倒くさいと思ってしまう私。
究極のズボラだな。
そんな私のような方に向けて、今回は、我が家が実際に作っていた離乳食のメニューを一部ご紹介しながら、それぞれの時期のポイントとメニューづくりのコツについてお話していきます。
こんなズボラな感じでも、子どもたちは今元気に育ってます!
【初期~後期】我が家の離乳食メニューの一部をご紹介
さっそく、我が家が実際に作った離乳食のメニューを一部ですがご紹介していきます。
えっ…こんな感じでいいんだ!とビックリするかもしれません。
ちなみにご紹介するメニューは一人目のときのもの。
二人目はもっと適当でしたよ。
初期(ゴックン期)生後5~6ヶ月
離乳食初期の一ヶ月のメニュー
離乳食初期のメニューのポイント
おかゆだけから始まり、徐々に野菜→タンパク質と増やしていくこの時期。
この頃はまだ「メニュー考えなきゃ」って感じではないですね。
おかゆ+野菜ペースト+タンパク質を組み合わせていただけ。
同じ食材ばかりではなく、新しい食材もちょいちょいはさみながら、赤ちゃんの反応を見ていました。
ちなみに、メニュー表の「ミルク」は粉ミルクです。
我が家は生後しばらく母乳とミルク混合で育てていて、粉ミルクが余っていたので「栄養もありそうだし離乳食に使っちゃおう」と取り入れていました。
ただの貧乏性?
一回一回つくるのが面倒くさかった私は、土日に一週間分の野菜やタンパク質(肉や魚)を下ごしらえして冷凍し、その都度解凍して使っていました。
100均の製氷皿が大活躍でしたよ!
▽離乳食の冷凍に関する記事はこちら
離乳食初期の様子
我が家の離乳食スタートは生後168日目、生後5ヶ月半くらいでした。
とにかく初期の離乳食づくりで大変だったのは「裏ごし」
にんじんとか苦行でしたね。
芋類は比較的簡単だったので、よく離乳食のメニューに登場していました。
がんばって作ってみても、口からほとんどこぼれてる…
食べたり食べなかったり、食べムラもあり、「こんなんでちゃんと成長するのかな…」といつも不安でした。
でも、はじめておかゆをゴックンしたとき、それまで母乳を飲んでいるだけだったのに、食べ物を食べるようになったんだ!となんだか感動したのを覚えています。
中期(モグモグ期)生後7~8ヶ月
離乳食中期の9日間のメニュー
離乳食中期のメニューのポイント
だんだんと「食事」になってくるこの時期。
でも基本の「炭水化物+野菜+タンパク質」の組み合わせは変わることなく、量を増やしていきました。
とにかく、「いろいろな味や食感に親しんでほしい!」と思い、新しい食材にトライしていましたね。
野菜は一種類ではなく、何種類か組み合わせていました。
大人の献立が「カレー」のときは、味をつける前の状態で取り分けて、ブレンダーでスープ状にしたものを冷凍キューブにしていました。
これが便利!
他にもミネストローネやお鍋のときに取り分けて、野菜スープにしては冷凍して使っていました。
簡単だし、野菜がたくさん取れていいですよ。
パサパサしたものは市販の「とろみのもと」を使って、ノドを通りやすくするとよく食べてくれます。
この「とろみのもと」、ヘビーユーザーで常備していました。
離乳食中期の様子
中期は、常に離乳食のことで頭がいっぱいでした。
2回食になりメニューを考えることも増え、どの時間にあげるのがいいのかタイミングに悩んだり、泣いてしまって食べなかったり、下痢や嘔吐があってテンパったり…
そんなときは、市の乳幼児相談で相談したり、子育てサロンでママさんと話して悩みを共有したりすることで、「これでいいんだ」と思えて心が軽くなりました。
好き嫌いも出てきた離乳食中期。
白米オンリーを嫌がるようになり、こんなにのけぞっていました(笑)
納豆を初めてあげたときは、不味すぎて震えてたよね。
毎日が戦場でした。
▽離乳食を嫌がるようになってしまった…そんなお悩みにはこちらの記事も
後期(カミカミ期)生後9~11ヶ月
離乳食後期の一週間のメニュー
離乳食後期のメニューのポイント
たくさんの食材に親しんで、食べられるものが増えてきて、メニューのレパートリーも増えてきました。
我が家では「朝はパン、昼は麺、夜は白米」が定番化。
食材の組み合わせを変えて、なんとか一日3回の離乳食づくりをこなしていました。
大人の食事の取り分けができるようになってからはかなり楽になりましたよ。
パンやさつまいもスティックなど、手づかみ食べできるメニューも取り入れてました。
離乳食後期の様子
「自分で食べたい」意欲が高まってきた離乳食後期。
ご機嫌ナナメのときも、スプーンを持たせるとご機嫌で食べてくれることも。
手づかみ食べにチャレンジし始めると、遊び食べをすることも増えました。
こんな感じで、机の上にごはんをぬりぬり…我が家では「画伯」と呼んでいました(笑)
大きくて固いものをモグモグするようにもなりました。
食事時に泣くことも多かったですが、抱っこで落ち着けたり、遊んで気を紛らわせたりして、なんだかんだ完食してましたね。
【今日の離乳食どうしよう…】メニューづくりのポイント
私がいつも意識していた、離乳食づくりのポイントをまとめてみました。
「がんばって作らなきゃ…」と不安にならなくても大丈夫ですよ。
「炭水化物+タンパク質+野菜」が揃うようにする
白米やパン、麺などの「炭水化物」、肉や魚、豆腐などの「タンパク質」、「野菜」、この3つを一度の食事で揃えてあげる、これが重要なポイントです。
もちろん初期はおかゆオンリーからなので、食べられるものが増えてきたら意識してみましょう。
離乳食でこの3つを意識するようになり、大人の食卓もバランスの良いものに。
それまでが適当すぎただけですけど(笑)
同じ素材でも、味付けや調理方法を変えると違うメニューに大変身
我が家はそんなに裕福な家庭ではないので、購入する野菜などもいつも安いものを手に取りがちです。
その中で離乳食をなるべくマンネリ化させないために、同じ素材でも違うメニューとして登場させていました。
同じさつまいもを、ペーストしておかゆに混ぜたり、スープに入れたり、スティックにしたり、おやきにしてみたり。
少し工夫するだけで、メニューの幅が広がりますよ。
素材の組み合わせを変えてみる
「昨日はおかゆとにんじんだったから、今日はほうれん草にしてみよう。」
いくつか野菜のペーストやスープを冷凍しておいて、組み合わせを変えるだけで違うメニューになります。
一からメニューを考えるのではなく、組み合わせを変えるだけなので、めんどくさがりの私でも続けることができましたよ。
冷凍を駆使
特に初期~中期にかけては、野菜を裏ごししたり、トロトロのおかゆを作ったりと、手間のかかることが多いです。
赤ちゃんに泣かれながら、毎回作るのはとっても大変。
下ごしらえの大変なものは、冷凍しておいて必要なときに解凍するようにすると、とっても楽ですよ。
市販のベビーフードも味方につけて
もう冷凍のストックがない…どうしよう。
今日はお出かけ。手作りの離乳食持っていくのは大変だよな。
そんなときは、市販のベビーフードの出番です。
なんとなく、市販のものを使うのは罪悪感がある、そんな方もいらっしゃるかもしれません。
でもベビーフードを使うことでいいこともあるんですよ。
・離乳食づくりの勉強になる(味の濃さや形状など)
・子どもがおいしそうに食べる
・栄養がしっかり取れる
・手間がかからない、持ち運びに便利
ぜひ、市販のベビーフードも味方につけて、離乳食時期を乗り切りましょう。
背伸びしない、がんばらない
これがこの記事で一番伝えたかったことかもしれません。
世の中には、おしゃれでおいしそうな離乳食を作るママさんもいますよね。
そんなキラキラした様子を見て、「こんな風に私もがんばらなきゃ!」と思うこともあるかもしれません。
でも、その家にはその家の食事の形や料理の味があります。
背伸びすることなく、将来一緒に囲む食卓に少しずつ近づいていけるように、赤ちゃんを導いてあげましょう。
まとめ
離乳食づくり、本当に頭を悩ませますよね。
毎日のメニューを考えて、赤ちゃんのお世話をしながら作って食べさせる。
文章にすると簡単ですが、実際にやってみると毎日が戦場です。
他のママさんの立派な離乳食を見てさらに落ち込む。
そんなこともあるかもしれません。
でも大丈夫です。
大きくなって、毎日食べるようになるのは、そのおうちの食事。
だから背伸びしないで、普段から食べている食事を赤ちゃん用にアレンジするだけでいい。
これは私がどこかで聞いた言葉で、それ以来ずっと心に留めながら離乳食を乗り越えてきました。
一緒に同じ食事を食べるようになるまであと少し。
たまには手を抜きながら、離乳食の時期を乗り越えましょう!
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