子育て中、送迎やお出かけなどで大活躍の「車」。
子どもが生まれたり、成長するタイミングで、買いかえや購入を検討しているご家庭もあるかと思います。
独身のときや夫婦二人のときとは、重視するポイントも変わってきますよね。
そこで今回は、子育て真っ最中のご家庭向けに、車選びのポイントを6つお話していきます。
少しでもお役に立てればうれしいです。
【子育て家庭の車選びのポイント】乗る目的やシチュエーションをよく考えよう
さっそく、車選びのポイントをお話していこうと思うのですが…
まずは、大前提として、「どんなときに使うのか、目的をよく考えておく」ことが大切です!
- 家族でたくさん遠出をする
→乗り心地が良く、荷物がたくさん載せられる車 - 近所の買い物や送迎がほとんど
→小回りの利く軽自動車 - 主に通勤に使う
→一人で乗ることが多いからコンパクトな車 - おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に出かけることがよくある
→3列シートの大きめの車 - 子どもが小さいので、車内で着替えたりおむつ替えをしたりする
→車内空間の広い車
などなど、ご家庭の状況によって、選ぶ車もだいぶ変わってきます。
車は高い買い物。
買ってから後悔しないように、ポイントをしっかり押さえていきましょう!
乗車人数は適切か
何人乗る可能性があるか、よく考えておく必要があります。
軽自動車の場合、4人乗りが多いので、お子さんが3人以上の場合や、三世代でお出かけする場合などは、全員乗ることができない、なんてことも。
我が家は4人家族で、軽自動車に乗っているのですが、家族+誰かを乗せてあげることはできないんですよね。
いろんな場面を想定して、車の大きさを選んでいきましょう。
家計に無理のない価格か(購入価格・維持費)
子育てってモノいりですよね。
どんどんお金が出ていく…
そんな中で、車を購入するとなると、家計への負担もよく考えなければなりません。
見栄やプライドはいったんどこかに置いておいて、現実を見て考えましょう。
「誰かに見られたらかっこ悪い」などと、無理をして高い車を買っても、生活が苦しくなるだけ。
カッコいい車、憧れるけどね。
それぞれの経済状況に合わせて、車選びも慎重にしたいところです。
価格を安く抑えるには、「中古車」の検討もおすすめですよ。
そして、はじめにかかる「購入費用」だけでなく、「維持費」もバカになりません。
税金や車検、ガソリン代など、車の大きさや燃費によって、日々出ていくお金も大きく変わってきます。
維持費を抑えたいと思ったら、燃費の良いエコカーや軽自動車も検討してみましょう。
スライドドアかどうか
子育てしていると、この「スライドドア」が大変ありがたい!
我が家はこのスライドドアにしたくて、車を買いかえたと言っても過言ではないくらい、ゆずれない条件でした。
子どもの乗せ降ろしがしやすいのもあるのですが、なんといっても「隣の車にドアをぶつける心配がない」ことが一番大きいです。
スライドドアではない車に乗っていた時は、いつもヒヤヒヤしていました。
子どもが自分でドアを開けられるようになると、勢いよく「バーン」とドアを開けることがあって、危ないあぶない…
風が強い日も、ドアが持っていかれて危ないよね。
その点、スライドドアはぶつける心配がないので安心です。
それでも、開けた瞬間周りを見ずに飛び出していく心配もあるので、チャイルドロックは欠かせませんけどね。
我が家のようなわんぱく小僧を持つご家庭には、スライドドアがおすすめです。
車内空間は広いか
特に小さいお子さんをお持ちのご家庭では、車内空間の広さもポイントの一つ。
ベビーカーをそのまま乗せてお世話できたり、車内で立ってお着替えができたり、おむつ替えも楽にできたりと、何かと広い方が便利なんですよね。
我が家の場合は、子どもが小さいときに、車も小さかったので(笑)
ぎゅうぎゅうの車内でおむつを替えたり、着替えたりしていました。
ヴォクシーやヴェルファイアなどの、大きなミニバンに乗っている友だちがうらやましかった思い出。
また、長距離の移動やお泊りのお出かけでも、車内空間が広い方が快適です。
荷物を乗せるスペースが十分にあるかも要チェック。
安全性能はどうか
命を乗せて走る車、安全性能のチェックも大切。
デザインや走行性能は多少妥協しても、ここはゆずれないところです。
トヨタは「Toyota Safety Sense」、ホンダは「Honda SENSING」など、安全機能をパッケージ化しているメーカーもあります。
車の購入を検討する際には、安全性能が5段階で評価される「自動車安全性能評価」を確認しましょう。
中古車の場合は、担当者に確認すると安心だね。
運転のしやすさ
小回りが利く、視界が広いなど、運転のしやすさも重要ですね。
特に私のようなペーパードライバーさんの場合は、ぶつけることなく安全に運転できるかどうかが非常に大切。
たまにしか運転しませんが、やっぱり大きな車はハードルが高くて…
自宅の駐車場の大きさや、お住いの地域の道幅なども考慮して、運転しやすい車を選びましょう。
大きいミニバンに憧れるパパでしたが、私の強い希望により、軽自動車に落ち着いた我が家。
ごめんよ、ペーパーで。
でも、今ではだいぶ愛着がわいてきたようで、新しい機能をいろいろ使って運転を楽しんでいますよ。
【おまけ】我が家がルークスに出会うまで
2022年10月、我が家も車を乗りかえました。
乗りかえの理由は大きく三つ。
- 乗っていた車が10年を越えてきた
- 子どもがドアを開けられるようになり、隣の車にぶつける心配のないスライドドアの車にしたい
- もう少し車内空間が広い車が欲しい
お恥ずかしながら、予算の限られていた我が家。
新車である必要はない、と早々に判断し、中古車を検討することに。
車選びに際しての条件はこんな感じでした。
- 予算内の価格
- スライドドア
- 車内空間が今より広い
- 最低限の安全性能
- (ママ)できれば運転しやすい軽自動車
- (パパ)燃費の良いハイブリッド車
まずはインターネットで条件に合った車を見つけ、良さそうな車を見に行くことに。
はじめに見に行ったのは、子育て家庭に人気の、トヨタのシエンタでした。
実際に見て、乗らせてもらうと、思ったより車内空間が狭く感じて。
大きめな修復歴もあり、ちょっとコワいかな…と購入には至らずでした。
そして、次に見に行ったのが、日産のルークス。
軽自動車には乗り気でなかったパパですが、見に行ってみると思いのほか良かったようで。
ワンオーナーですが比較的新しい車で、プロパイロットやアラウンドビューモニターなど最先端の機能がたくさんついていたことが魅力的だったようです。
車内空間も広くて快適、はじめてのスライドドアやテーブルつきの椅子に、子どもたちも大喜び!
今までになかった機能や設備に、みんなでワクワクしながら見させていただきました。
実は、この車、一度インターネットで見ていいなと思い、見学の予約をしていたのですが、見に行く前に他の方に売れてしまって、あきらめた車だったんです。
違う車を探していたところ、売れたはずの車がまた売りに出されていて、「これ、この間の車だよな…」と疑問に思いつつ、再度予約して見に行きました。
担当の方に聞いてみると、どうやら購入直前に「やっぱり色が気に入らない…」となったようで。
確かに、パソコンの画面上で見る色と、現地で見る色はちょっと違って感じますね。
でも、我が家としては、色は何でもよかったので、戻ってきてラッキーでした。
うちに買われるために戻ってきたのかも…なんて運命感じたよね(笑)
見せてもらったその日に即決して、購入に至りました。
中古車って、悩んでいるうちにすぐ売れちゃうから、ある程度決断力も必要かもしれません。
そんなこんなで我が家に迎えられたルークス。
大切に乗って、これから一緒にたくさんの思い出を作っていけたらと思っています。
▽実際に購入してみて感じた、中古車選びのポイントや、軽自動車のメリット・デメリットをまとめてみました
まとめ
子育て中のご家庭が車を選ぶ際のポイントについてお話してきました。
一概に「この車種がいい!」とは言えないのが難しいところですが…
それぞれのご家庭の状況に合った車選びが大切です。
ピッタリの一台に巡り合えるといいですね!
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