ようやく赤ちゃんのお世話に慣れてきた生後5ヶ月頃、次の試練がやってきます。
それが「離乳食」。
赤ちゃんがおいしく食べてくれるように、しっかり準備をしたいですよね。
離乳食を始めるには何を準備したらいいの?
必要最低限のものだけを知りたい。
そんな風に思っているママ・パパさんもいらっしゃると思います。
今回は、私が実際に離乳食を経験して必要だったもの、あると便利なものについてお話していきます。
これから準備をされるママ・パパさんのお役に立てたらうれしいです。
【これだけは揃えよう】離乳食を始めるにあたって必要なもの7選
今、離乳食のことを思い出してみて、これは必要だったというものはこの7つだけです。
これに食材があれば、あとは家にあるものを使って何とかなります。
意外と少ないと感じるかもしれませんが、特別なものはそこまで必要ないんですよね。
実際に離乳食を始めてみて、足りないものを補っていくくらいで大丈夫ですよ。
スプーン
赤ちゃんの小さな口にしっかりと離乳食を届けてあげるために、離乳食初期~中期は持ち手が長くて口に入る部分は小さめのスプーンを用意しましょう。
持ち手の長いスプーンは、ママ・パパが離乳食をあげるのも楽だよ。
離乳食後期以降は、スプーンを自分で持ちたがる赤ちゃんもいます。
持ち手の短いスプーンも併せて準備しておくといいですね。
スプーンはその素材もいろいろ。
口当たりが優しいのはシリコンや木製ですが、リーズナブルなのはプラスチック製です。
ステンレスは汚れを落としやすいですが、冷たさを感じてしまう赤ちゃんも。
ちなみに、プラスチック製は着色しやすくて、5年使った今はこんな感じ。
カレーやらケチャップやら、いろんな汚れがしみついてる…
木製はしっかり乾かさないとカビやすく、シリコン製は油汚れが落ちにくいと聞きます。
どれも一長一短あるね。
赤ちゃんの食べやすさ、ママ・パパのあげやすさ、お手入れのしやすさ、衛生面をしっかり考えて選びましょう。
お食事スタイ
普段使っている、いわゆるよだれ掛けのスタイとは別に、お食事用のスタイを準備しておきましょう。
シリコンやビニール製のスタイは、食べこぼしがついてもすぐに洗い流せるので便利。
我が家は1人目の離乳食で、ビニール製のペラペラなスタイを使っていました。
でも、食べこぼしをキャッチしきれなかったり、洗ってもすぐにカビが生えてしまったりしていたんですよね。
2人目のとき、出産祝いでシリコン製のスタイをいただいたのですが、これが優秀!
ポケットがしっかり食べこぼしを受け止めてくれて、洗うと汚れがサッと落ち、すぐに乾くので衛生的。
しかも離乳食開始~幼児期までずっと一枚で済んで経済的でした!
※赤ちゃんによっては付けるのを嫌がる場合もあります。
親も子も、ストレスなく楽しい離乳食タイムを過ごすために、扱いやすいスタイも準備しておきましょう。
テーブル付き椅子
大人と一緒のテーブルを囲むのはまだ難しいので、赤ちゃん専用のテーブルつきイスが必要です。
イス、必要かな?と思っていたのですが、離乳食の量が増えてくると、ずっとママやパパのお膝で食べさせるのも大変。
我が家はハイチェアを購入しました。
今では2人分のハイチェアが食卓に並んでいます。
一人目はアカチャンホンポで15,000円くらいのものを用意したのに、二人目はハードオフで2,000円弱で購入。
知恵がつきました(笑)
差がありすぎ!!
いろんなタイプがあるので、ご家庭の状況に合わせて選びましょう。
落としても割れない食器
赤ちゃんはよく食器を落とします。
特に、遊び食べが始まると、机にトントンしてみたり、ポイっと投げてみたり(笑)
わざとでなくても、床に転がることは日常茶飯事。
これが陶器だったら…と思うと震えます。
落としても割れない、プラスチックやシリコン製の食器を準備しておきましょう。
今は100均でもかわいい柄のものが揃いますよね。
赤ちゃんがのびのびと食事を楽しめるように(ママ・パパのイライラが少しでも減らせるように)、赤ちゃん専用の食器、必須です。
マグ
離乳食が始まって1~2ヶ月たつと、少しずつ水分を取る練習も始めていきます。
お茶を飲むときに、まだコップ飲みが難しい赤ちゃんは「マグ」を用意しておくといいですよ。
ふたつきでこぼれないので、お出かけにも便利。
我が家は、飲み口をいろいろ変えられるタイプを使っていました。
哺乳瓶の口の形からストロー、コップ飲みへとステップアップしていくことができるんです。
ストローで吸い上げるって、コツを掴むまで練習が必要なんだね。
母乳やミルクが減ってくる離乳食中期~後期からは、マグで水分補給もしっかり練習していきましょう。
裏ごしする道具、すり鉢
離乳食初期は、ポタージュ状のトロトロが基本。
これが、けっこう大変なんですよね。
そんなときに便利なのが、裏ごしする網やすり鉢です。
我が家は離乳食セットのようなものを購入して、その中に入っていたものを使っていたのですが、裏ごしは「茶こし」でも代用できます。
何かとモノいりな育児。
家にあるものを活用するのも手です。
すり鉢は、葉物野菜をすりつぶすのに重宝しました。
はじめのうちしか使わないので、離乳食専用の道具ではなく、後々の料理でも使えるものをセレクトするのもいいかもしれません。
折れない心(笑)
これは道具ではなく、心構えですね。
離乳食は手がかかる割に、あんまり赤ちゃんのウケがよろしくないことも多いんです。
せっかく作ったのに全然食べない!
食べないだけならまだしも、ひっくり返される…
毎日格闘していると、もーヤダ!と投げ出したくなります。
ニコニコ楽しい食卓をイメージしていたのに…と心が折れそうになることも一度や二度ではありません。
食べなかったり、遊び食べしたりは、誰にでもあります。
「まぁいっか」「そんな気分のときもあるよね」とポジティブに捉えつつ、どうしたら食べてくれるか模索していきましょう。
たまにはベビーフードの力を借りてみてもいいですね。
食事は楽しい!という雰囲気づくりが大事なんだね。
【あったら便利】離乳食づくりの味方3選
必須とまではいかないけど、これがあって助かったなぁ!と思ったものを3つご紹介します。
ブレンダー
何かと細かくすることの多い離乳食。
ブレンダーがあると、簡単にペーストやスープ状にすることができるので便利です。
ただ、量が少ないとブレンダーは使いづらいので、まとめて作って冷凍するときに活躍していました。
我が家はよく、味付けする前のカレーやミネストローネをブレンダーで細かくして、野菜スープとして冷凍保存していました。
手軽にたくさんの野菜が一度に取れるのでオススメですよ!
製氷皿&ジップロック
離乳食は冷凍保存ができます。
一度に食べる量が少ない時期は特に、何日か分をまとめて作って冷凍しておくと、離乳食づくりはかなり楽になります。
そこで便利なアイテムが、製氷皿とジップロック。
簡単に野菜キューブやおかゆキューブを作れて、衛生的に保存することができるので、離乳食を始めるときに準備しておくといいですよ。
市販の離乳食(レトルト)
「離乳食を作ろうとしたけど、赤ちゃんが泣いちゃってどうしても作れない…」
「冷凍のストックが切れちゃった…」
「今日はもう作る気力が…」
そんなときに、おうちにあると安心なのが、市販の離乳食です。
なんか負けた気がする?
そんなことはありませんよ。
ママが笑顔でいることが大事です。
今は市販の離乳食もおいしくて栄養満点。
離乳食の勉強にもなるし、災害時にも備えられます。
できれば、いくつかストックしておきましょう。
【買うのちょっと待った!】離乳食でいらなかったもの2選
準備はしたけど、ほとんど出番のなかったものはこの2つでした。
※あくまで我が家の場合になります。
フードカッター
赤ちゃんが食べやすいように、麺類などをカットできるハサミ(フードカッター)。
外食のときにあったら便利なのかなーと思って準備したのですが、ほとんど出番はありませんでした。
子ども用のうどんなどは、はじめから柔らかめにゆでてあるので、フォークでも簡単に切れるし、むしろハサミだと切りづらくて…
我が家では見事にお蔵入りしました。
ジューサー
はじめに購入した離乳食食器セットに入っていたのですが、一度も使いませんでしたね。
昔は離乳食初期に、果汁を絞ってあげる習慣があったようですが、今はむしろあげないように、と離乳食教室で教わりました。
なので、ジューサーを使う機会はなかったです。
離乳食セットを購入するときは、中身をよく見てからにするといいかも。
バラバラに揃えた方がいい場合もありますよ。
まとめ
離乳食に必要なものは、意外と少ないんですよね。
焦ってあれもこれも…と準備しなくても、必要最低限のものを揃えておけば大丈夫。
家にあるものも有効活用して、工夫しながら離乳食の時期を乗りきっていきましょう。
▽離乳食のメニューやイヤイヤに悩んだら、こちらの記事もどうぞ
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