赤ちゃんと二人きり…何をして過ごすのがいいの?
おすすめの過ごし方を知りたい。
赤ちゃんと二人きりの時間。
とても大切で幸せな時間だけど、何をすればいいんだろう?
まだ言葉を話せない赤ちゃんを前に、私もよく悩んでいました。
他のママたちはどんな過ごし方をしているのかな?
毎日こんな過ごし方でいいの?
漠然と不安に思っていたんですよね。
特に、毎日パパが出勤するときに、わけもなく不安になっていた私。
そんな私のような方に向けて、この記事では、月齢別で我が家の実際の過ごし方をご紹介しながら、赤ちゃんとの過ごし方のヒントをお話していきます。
どなたかの参考になればうれしいです。
【我が家の場合】月齢別・赤ちゃんとの過ごし方
まずは、我が家の「生後6ヶ月」「生後8ヶ月」「生後10ヶ月」「1歳ごろ」「2歳ごろ」の過ごし方について、実際のタイムスケジュールをもとにお話していきます。
0~6ヶ月までは記録がなく…余裕がなかったようです。
この時期は、授乳→寝る→泣く→抱っこ→授乳…の繰り返しで、毎日がお世話ループでした。
1ヶ月過ぎから近所のお散歩には出かけていて、支援センター(児童館)デビューは、上の子は4ヶ月。下の子は2ヶ月ごろでした。
生後6ヶ月
6:00 起床、授乳
8:00~10:00 すぐに眠くなって朝寝
10:00 離乳食+授乳
10:00~12:00 おうち遊びorお出かけ(公園、支援センターなど)
12:00~14:00 昼寝
14:00 授乳、また昼寝orおうち遊びorお散歩
17:00 お風呂→授乳、少し遊ぶ
19:00 就寝(夜中は22~23時、2~3時に起きる)
これを見るとほとんど寝てる感じですが(笑)
なかなか寝てくれずにイライラしてしまうことも多かったです。
この時期からは支援センターに行ったり、少し遠くまでお出かけしたりしていました。
おうちでは、ようやく頂き物のおもちゃを出してみたり、ひとり遊びを見守ったりと、特別なことはしていませんでした。
▽児童館(支援センター)に関する記事も書いています。
生後8ヶ月
6:00~7:00 起床
7:00~8:00 離乳食+授乳
8:00~12:00 朝寝orおうち遊びorお出かけ(公園、支援センターなど)
12:00~13:00 授乳
13:00~16:00 昼寝したりしなかったり、おうち遊びorお散歩
16:00~17:00 離乳食+授乳
18:00 お風呂→授乳、歯磨き
19:00 就寝(夜は1~2回起きて授乳)
ずりばいでたくさん動くようになり、家じゅうを探検して遊ぶように。
危ないものは下においておけない!
そんな探検を生温かい目で見守る毎日でした。
ボールが好きで、ビニール袋で風船もどきを作ってみたことも。
図書館や支援センターのイベントに参加して、ママ自身も人と話すことでリフレッシュしていましたよ。
生後10ヶ月
5:30~6:00 起床
7:00~8:00 すぐ朝寝orちょっと遊んでから朝食
8:00~12:00 お出かけ(支援センターなど)orお散歩
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 お散歩orおうち遊び
15:00~17:00 お昼寝
17:00~19:00 夕食→歯磨き→お風呂
19:00~20:00 就寝(夜中1回授乳)
後追いをするようになって、洗濯にもついてくるように。
食事の支度をしていても、足にしがみついてズボンをおろされそうになること多数(笑)
午前中はお出かけすることがほとんどでした。
おうちでは、おもちゃよりもゴミのようなもの(紙やペットボトルなど)に興味しんしん。
ちなみに、我が家のEテレデビューはこのころでしたね。
1歳ごろ
7:00~8:00 起床、着替え、朝食
8:00~9:00 Eテレ、おうち遊び
9:00~12:00 お出かけ(買い物、支援センター、公園など)
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 昼寝
15:00 おやつ→おうち遊び
16:00~17:00 Eテレ
17:00~19:00 夕飯→歯磨き→お風呂
19:00~20:00 就寝(朝までノンストップ!)
1歳になってからは、1日1時間以上は外へ出ることを心がけていました。
おうちでは、おもちゃで一緒に遊んだり、絵本を読んだり、Eテレを見たりしていました。
基本的には遊ぶ子どもを側で見守っている感じでしたね。
できることも増えて、日々成長を感じられる時期でした。
2歳ごろ
6:30~7:00 起床
7:00~8:00 朝食
8:00~9:00 Eテレ
9:00~12:00 お出かけ(買い物、公園、児童館など)
12:00~13:00 昼食
13:00~14:00 おうち遊びやDVD
14:00~16:00 お昼寝、おやつ
16:00~17:00 Eテレ
17:00~18:00 夕食
18:30~19:00 歯磨き、お風呂
19:00~20:00 就寝
2歳になると、自我が芽生えてイヤイヤが発動し、児童館や公園で「帰りたくない」となることがほとんど。
時間をかけてなんとか連れ帰っていました。
少しずつお話できるようになって、やり取りが楽しくなってきました。
手遊びも一緒に楽しめるようになりましたよ。
▽イヤイヤ期に関する記事はこちら
【特別なことは必要ありません】赤ちゃんとの過ごし方のヒント
ここからは、赤ちゃんと楽しく過ごすためのヒントについて、私なりに子育てする中で感じたことをお話していきます。
絵本は最強!
今はテレビやスマホのアプリなど、赤ちゃんの興味を引くものがあふれていますよね。
でも、やっぱり絵本って最強だと私は思います。
ねぇ ママ
えほんよんで
えほん
だいすきなの
しらないせかいに行けるから
いろんな色にふれられるから
みたことないものに出会えるから
わたしがえほんをすきな理由
ぜんぶほんとで
ぜんぶちがう
ねぇ ママ
ママは
なんでえほんよんでくれるの?
“しゅうちゅうりょく”をつけさせるため?
“じょうそうきょういく”のため?
たくさんのことばにふれさせるため?
ママがどこかで誰かに聞いてきた
こどもにえほんをよんであげた方がいい理由
ぜんぶせいかいで
ぜんぶまちがい
ねぇ ママ
わたしがえほんすきな理由
ママ 知ってる?
あのね
ママ
えほんよむとき
ママ
あらいもの しないでしょう?
おそうじ しないでしょう?
おとうとのおせわも しないでしょう?
えほんよんでくれるとき
ママは
わたしだけのママになるの
ほかのなにもやらない
わたしだけのママになるの
ママのひざのうえで
抱きしめられたせなかからかんじる
ママがあったかいのが
だいすきなの
おはなしするたびに
わたしのかみのけをくすぐっていく
ママのやわらかい息が
だいすきなの
どんなおはなしも
まるで
おんがくみたいにきこえる
ママのやさしいこえが
だいすきなの
だから
なんどきいたおはなしだって
なんどだって
もういっかいよんでっていうよ
もうおわり?
もうおしまい?
って
なんどでもきくよ
ねぇ ママ
えほん よんで
きょうも
ひざにのせて
抱きしめて
やさしい声で
ほかのなんにもやらないで
わたしだけのために
ねぇ ママ
えほん よんで
ねぇ
ママ
だいすきだよ
LICOオフィシャルブログ「わたしがえほんをすきな理由」より
私がものすごく共感した、LICOさんの詩をご紹介しました。
ママのお膝で、ママの優しい声で聞くお話ほど、赤ちゃんが安心するものってないんですよね。
小さいころに絵本を読んでもらった記憶っていまだに残っているし、お気に入りの絵本は自分用として買って持っているくらい。
愛情をこめて読んでもらった絵本の記憶は、赤ちゃんへの大切な贈り物。
ぜひ時間があるときは絵本を読んであげてください。
興味がなさそうに見えても、赤ちゃんにはしっかり伝わっていますよ。
▽我が家の子どもたちが好きだった絵本はこちらです
歌やひとりごとで語りかける
絵本を読むのにも共通していますが、赤ちゃんはママの声が大好き。
スマホやテレビなどで機械的に音楽を流すのではなく、ママの声で歌ってあげてください。
童謡のレパートリーが少なくても大丈夫。
音痴でもいいんです!
歌うことで、ママ自身のストレス発散にもなりますよ。
わたしは「ゆりかごの歌」をエンドレスで歌っていました(笑)
外でも口ずさむようになると、もう立派なお母さんのできあがり。
お散歩や何気ない日常の中で、赤ちゃんに話しかけるのもいいですね。
まだ反応のない赤ちゃんに話かけていると、ひとりごとを言っているように感じるかもしれませんが、そのうち気にならなくなります。
「お花きれいだね」「風が気持ちいいね」「いいにおいがするね」など、いろいろな言葉を赤ちゃんに語りかけてあげてください。
それだけで、赤ちゃんはママからの愛情を感じることができます。
外に出て自然を感じたり人に会ったりする
外に出るのは本当におすすめです。
お散歩に出かけると、いろいろなものに出会うことができます。
お日さまのあたたかさ、空の青さ、草木やお花、土のにおい、面白い虫…自然はたくさんのことを教えてくれます。
ママも、赤ちゃんとゆっくり散歩することで、普段気に留めることのない小さなことに目を向けることができ、新しい発見があって面白いですよ。
外に出る準備はけっこうめんどくさいですが、一度出てしまえば「やっぱり出かけてよかった」と思えます。
人と会うのが苦にならない方は、児童館などのイベントに参加してみるのもいいですね。
赤ちゃんも、他の赤ちゃんを見ることで刺激になりますし、ママも人と話すことでリフレッシュしたり心配事を解消できたりすることもあります。
わが子は、児童館のイベントで他の子が寝返りしているのを見たからか、うちに帰ると急に寝返りできるようになりました。
ママと赤ちゃんに合ったお出かけのスタイルを見つけていきましょう。
おもちゃは最低限でOK
これで遊んでほしいなぁ…なんてわが子が遊ぶ姿を想像しながら張り切って選んで買ったおもちゃ。
全く興味を示してくれないこと、ありますよね。
ガッカリ感がすごい。
買ったおもちゃはポイっとその辺に投げ捨てられ、ゴミとしておいてあったペットボトルや紙、洋服のタグなどに興味しんしんの赤ちゃん。
特別なおもちゃがなくても、赤ちゃんは家の中にあるもので十分遊べるんですよね。
しかも、赤ちゃんは本物志向。
リモコンの形をしたおもちゃには目もくれず、テレビのリモコンをモグモグ…なんてことも。
そんなわけで、おもちゃは必要最低限でOKです。
捨てるものを再利用して手作りおもちゃを作ってあげるのもいいかもしれませんね。
周りに流されない
生活リズムも過ごし方も遊び方も、それぞれの家庭で千差万別。
他の家庭と比べることにあまり意味はありません。
昔、児童館でよく会うママさんが、「うちは毎日どこかのイベントに参加しているよ!明日は〇〇の集いに参加するんだ」なんて言っているのを聞いたとき。
当時の私はかなり焦って、うちも毎日どこかに出かけて刺激を与えてあげたほうがいいんだろうか…と真剣に悩んだ時期がありました。
結局、うちにはうちのペースがあるということに気が付いて、イベント系は参加したいときに参加して、普段は子どもが好きな公園をメインにするといった、のんびりスタイルに落ち着きました。
過ごし方に正解不正解はありません。
周りに流されることなく、ママと赤ちゃんにちょうどいいペースを探っていきましょう。
まとめ
赤ちゃんとの二人きりの生活、何をしていいか分からなくなることありますよね。
こんな過ごし方でいいのかな…そう不安に思うこともあると思います。
私も不安でいっぱいのとき、先輩ママに「元気ならなんでも大丈夫」と言われてから、肩の荷が下りた気がしました。
それぞれのやり方でいいんです。
ムリして遊びを与えるのではなく、興味を見守ることも大事ですよ。
親が与えるのではなく、自分で好きなこと、遊びをみつける力も必要です。
興味を持つお手伝いができればOK。
特別なことをしなくても、「ママに見てほしい、かまってほしい」と赤ちゃんが思ったときに、そばにいてニコッとしてあげることができれば、赤ちゃんは満たされます。
ママと赤ちゃんにとって心地よい過ごし方を見つけていきましょう。
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