子どもを連れて車でお出かけするときに欠かせない「チャイルドシート」。
子育て中はいろいろな悩みが出てきますが、このチャイルドシートもけっこう厄介な存在だったりします。
どうしたらゴキゲンに乗ってくれるの?
二人目のチャイルドシート、どうする?
処分方法は?
私もいろいろ悩みました。
今回は、そんなチャイルドシートに関する悩みと、それらに対して私が試行錯誤したお話をご紹介していきます。
今まさに悩んでいる!そんな方の参考になればうれしいです。
チャイルドシートの「いつから?いつまで?」
車をよく使うご家庭の子育てには必須のアイテム「チャイルドシート」。
- いつまでに買う?
- いつまで寝かせる?
- いつまで後ろ向き?
- いつから前向き?
- いつまで必要?
時期的なものが気になるタイミングが何回か訪れるんですよね。
ここでは、チャイルドシートに関する「いつから?いつまで?」について、私の体験も交えながらお話していきますね。
【準備段階】いつまでに買う?
赤ちゃんを車に乗せるときは、チャイルドシートに乗せることが義務付けられています。
抱っこで乗ることはできないんだね。
できれば出産前の余裕があるときに、じっくり選んで購入するのがベストです。
チャイルドシートは直前でいいよね…とのんびり構えていた我が家。
しかし、出産予定日一ヶ月前に、体重と血圧が上がってきてしまい、定期検診に行くとその場で「今日の夕方から入院できますか?」と言われてしまったんです。
しかも、早めに出産しちゃいましょうという話の流れに。
えーっ!!
心の準備も、赤ちゃんを迎える準備も道半ばだというのに。
もちろん、この時点でチャイルドシートもまだ購入していなかったのです。
産院からの帰り道、パパと慌ててお店へ行き、「もう、これでいいよね」とだいぶ適当に選んで購入してしまった、苦い思い出です。
妊娠中は何があるか分からないので、余裕を持って準備した方が良さそうですね。
【乗せ方】いつまで寝かせる?いつまで後ろ向き?いつから前向き?
チャイルドシートの乗せ方(向き)には、いくつか種類があります。
赤ちゃんの成長にしたがって、より安全に、快適に乗れるように工夫してあるんですね。
- 新生児から体重が9~10kg(生後9ヶ月頃)の時期には、横向きで寝かせるか後ろ向き
- 体重が10kgを超えてきたら(生後10ヶ月以降)前向き
というのが一般的な目安です。
とはいえ、赤ちゃんの好きな姿勢は十人十色で、体重や月齢に合った乗せ方をしていても、嫌がって泣いてしまうことは日常茶飯事なんですよね。
我が子たちは「後ろ向き」が大嫌いでした…
パパやママの姿が見えないのが不安なのか、進行方向と逆を向いているのが気持ち悪いのか、足が窮屈だったのか、とにかくいつも不機嫌でした。
狭い車内で泣かれると、けっこう堪えます。
それでも、安全に乗せるには、そうするしかない。
必死であやしながら、早く前向きに乗せられる体重になってくれ~と切実に願っていましたね。
長距離の移動のときは、よくコンビニで車を降りて抱っこして、気分転換していましたよ。
【卒業時期】いつまで必要?
実際に子どもを車に乗せてみるとよく分かりますが、6歳ってまだけっこう小さくて、大人用のシートベルトだと、明らかに合ってないなーという感じがします。
首元にベルトがきてしまって、何だか苦しそう。
大人用のシートベルトがしっくりきて、事故に遭ったときに確実に守ってくれるようになるまでは、チャイルドシート(ジュニアシート)を使用した方がいいんですね。
正しい位置でシートベルトをしないと、逆にシートベルトが凶器になることもあるんだって。
事故なんて起こさないし、シートベルトもしてるし…と油断せずに、お子さんに合ったチャイルドシート(ジュニアシート)に乗せてあげましょう。
我が家の長男(7歳)は今もジュニアシートに乗ってますよ。
参考:JAF
【チャイルドシート乗らない問題】時間が解決してくれます
いざチャイルドシートを装着して乗せてみると…大人しく乗ってくれない!
どこのご家庭でも、同じような悩みを抱えていると思います。
ここでは、チャイルドシートになかなか乗ってくれない子どもに、ゴキゲンに乗ってもらうコツについてお話していきます。
シートを子どもに合わせて調節する
もしかしたら、ベルトがきつかったり、角度がイヤだったり、座り心地が悪くて嫌がっているのかもしれません。
子どもの成長に合わせて、ベルトがきつくないかなどを確認しましょう。
めんどくさいけど、ぐずられるよりはいいかな。
おもちゃでひたすら気を紛らわす
赤ちゃんの頃なら、音のなるおもちゃやお気に入りのおもちゃでひたすらあやすというのも効果的です。
ずっと同じ姿勢で車に乗っていたら、大人だって飽きてきますよね。
赤ちゃんが、少しでも楽しく乗ることができるように、事前に準備していきましょう。
我が家は、生後2ヶ月の子を連れて片道2時間近くかかる場所まで出かけたことがあり。
出発してすぐに泣きだした子どもに、ひたすらガラガラを振りつづけたという思い出があります。
手がつりそうになりましたが(笑)寝てくれるまでが勝負です!
手をつなぐ
抱っこなど、ママやパパとのスキンシップが大好きなお子さんには、こちらの方法もおすすめです。
車内では、チャイルドシートに乗せなければならず、抱っこはできません。
でも、隣で手をつないであげると落ち着いて、いつの間にか寝ている…なんてことがよくありました。
安心したいだけだったのかな。
途中で抱っこ休憩
長距離ドライブのときは、途中で抱っこ休憩を取るのも効果的でした。
あまりに車内で大声で泣かれ続けると、ドライバーも消耗しますよね。
そんなときは、ドライバーの休憩がてら、コンビニなどに寄って、いったんチャイルドシートから降ろして抱っこしてあげると、気分転換になって落ち着くこともあります。
待つ
子どもが少し大きくなってから&時間があるとき限定のワザです。
子どもが乗る気になるまで、辛抱強く「待つ」。
これがけっこう効きました。
スーパーで買い物をして、さぁ帰ろうというとき。
出ました!「乗らない」発言。
「乗らないと家に帰れないよ~」「帰ったら公園に行こうよ~」などと声掛けをしながら、ひたすら待つ。
車の周囲を探索し出した息子。
しばらくすると満足したのか、「…帰ろう」と自ら車にやってきました。
親もストレスが溜まらないし、子どもも納得して乗るのでイヤな気持ちにならず、スムーズにチャイルドシートに乗せることができます。
これからやらなければならないことが頭をよぎって、なかなか平常心ではいられないのですが(笑)
「待つ」は、チャイルドシート乗らない問題以外でも、子育てで使えるワザですよ。
どんなに手を尽くしても、泣くときは泣くし、嫌がるときは嫌がります。
大きくなってくると、自然と大人しく乗ることができるようになりますので、それまでの辛抱。
我が家は2~3歳くらいからチャイルドシートに抵抗がなくなったように思います。
安全のために、チャイルドシートに乗せるのは必須。
絶対に乗せる!と覚悟を決めつつ、「どんな子どもも嫌がるんだから仕方ない」とおおらかに構えて乗り越えましょう。
チャイルドシートが2台!?~約2歳半差の我が家の場合~
さて、話題は変わって、今度は「2人目のチャイルドシートをどうする問題」に関して、我が家の場合についてお話していきます。
我が子の歳の差は「約2歳半」。
下の子が生まれたとき、上の子は2歳5ヶ月でした。
上の子が使っていたチャイルドシートを下の子にお下がりすることになり、もう一台チャイルドシートが必要に。
この狭い車内に、同じようなチャイルドシート2台はちょっと…
そこで、上の子用には、チャイルドシートよりも大きい子向けの「ジュニアシート」を検討しました。
でも、ジュニアシートって3歳以上、身長100cm以上、体重15kg以上っていう製品が多くて。
あと少しで3歳なのに!
悩みに悩んで、結局3歳以上用のジュニアシートを購入、半年間はちょっと合っていないかも?と思いながら乗っていました。
今考えたら、けっこう危ない橋を渡っていたかも。
同じく2歳半くらいの歳の差で下の子が生まれるママさん!
3歳から使えるジュニアシートはおすすめしません。
新生児から使えるモデルよりもコンパクトな、1歳頃から使える「チャイルドシート、ジュニアシート兼用モデル」もあるので、「チャイルドシート2台はちょっと…」というときにはぜひ検討してみてくださいね。
【我が家は粗大ゴミで】チャイルドシートが不要になったら
さて、最後は、「チャイルドシートが不要になったら」というお話です。
我が家は最近、子どもたちも大きくなり、チャイルドシートを処分することに。
結果的には「粗大ごみ」に出しました。
※チャイルドシートの廃棄方法は、各自治体によって異なりますので、確認してから処分しましょう。
実は、その前にリサイクルショップにも持ち込んだのですが、2店舗行ってどちらも撃沈。
「けっこうキレイに使ったから見た目もキレイだし、良い値段で買い取ってもらえるんじゃない?」
そんな甘い気持ちで行くと、「こちらは買い取れません」と言われてしまいました。
調べてみると、チャイルドシートには「耐用年数」があり、一般的に5~6年で過ぎてしまうようです。
普通に過ぎてる…
なるほど、だから買い取ってもらえなかったのか。
意外と知らない方が多いかもしれませんね。
知らずに、知り合いに譲ったり、フリマで売ったりしなくて良かった。
チャイルドシートを処分するときは、「耐用年数」に気を付けましょう。
まとめ
チャイルドシートひとつとっても、いろんなことで悩みますよね。
この記事では、私が実際に悩んで試行錯誤したことをお話してきました。
とはいえ、チャイルドシートに乗る期間はあっという間に過ぎていきます。
「あのとき、チャイルドシートに乗ってくれなくて苦労したなぁ」というのも良い思い出。
どんなに悩んでも、子どもの安全のために欠かせない「チャイルドシート」。
正しく使って、楽しいドライブの思い出がたくさんできるといいですね。
▽自転車にも乗る派のママさんには、こちらの記事もおすすめです
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