子どもが幼稚園に入ると、一人になる時間ができて、なんだかポッカリ穴が開いたみたい。
そんなさみしさを感じつつ、自由な時間ができて、何か仕事でも始めたいなと思う方も多いと思います。
でも、時間ができたと言っても昼間の4~5時間、こんな短時間でできる仕事ってあるの?
ブランクもあるし、私にできる仕事あるのかな?
そんな風になかなか重い腰が上がらないママさんもいるのではないでしょうか。
子どもが幼稚園に入ったので働きだしたいけど、幼稚園ママにおすすめの仕事ってある?
仕事探しで気を付けることは?
今回はそんな方に向けて、私の体験談を交えながら、幼稚園ママのお仕事事情と仕事探しのポイントについてお話していきます。
少しでも誰かの背中を押すことができたら幸いです。
幼稚園ママのお仕事選びは難しい
幼稚園ママが仕事を探すとき、最初に気になるのは「時間」ですよね。
子どもが幼稚園に行って昼間の時間ができても、実際に働けるのは「4時間」ほど。
短時間の仕事もありますが、がっつり稼ぎたい!そんな方は、こんな風に時間を延ばすことも考えてみましょう。
延長保育(預かり保育)
幼稚園によりますが、保育時間を延長して預かってくれる園もあります。
有料となりますので、稼げる金額も考えてよく検討しましょう。
課外授業
保育時間の後に、そのまま英語やスイミング、体操など習い事に連れて行ってくれる課外授業を設けている園もありますよ。
習い事もできて預ける時間も増える、一石二鳥ですね。
家族の協力(両親など)
近くに両親が住んでいる場合などは、預かってもらえるのか交渉してみるのも手です。
家族に託せるなら、これほど安心なことはありませんね。
ただ、家族といえど、頼りっぱなしはNGです。よく話し合って、どのくらいなら預かってもらえるのか確認しておきましょう。
ファミリーサポートやシッターなどの利用
各自治体で設置されているファミリーサポートに登録したり、個人のシッターさんを頼むのも一つの方法です。こちらは金額がかさみますので、よく検討しましょう。
時間を伸ばす方法はいろいろありますね。
でも、実は幼稚園ママが昼間働くために乗り越えなければならない壁はまだあるんです。
時間だけではない、私が昼間の仕事に踏み切れなかったわけは、
- 急病や幼稚園からの呼び出し
- 長期休み
です。
周りのサポートがあったり、理解のある職場を見つけられたりできれば、何とかできるのかもしれません。
私の場合は、時間を延ばすのも難しく、小心者なのでいろいろ気になってしまって、子どもがお留守番できるようになるまでは、昼間働くのはあきらめました。
でも、周囲の協力や理解ある職場選びができて、昼間働いているママもたくさんいますよ。
【私の体験談】昼間働けなくても仕事はできます
どうしても昼間は働くのが難しい…
そんな方はこんな働き方もあります。
実際に私が経験した二つの働き方を紹介しますね。
在宅ワーク
子どもが幼稚園に入ったら働きたいなーと日々求人サイトを泳ぎ回っていた私。
なかなかちょうどいい時間帯や職種に出会えませんでした。
当時は頭がショートしそうなくらい考えてました。(考えすぎ?)
そんなとき、出会ったのが「在宅ワーク」という選択肢です。
思いきって「クラウドワークス」に登録しました。
クラウドワークスには、webデザインやプログラミング、ライティング、事務作業など、いろいろな種類の仕事があります。
はじめてみて感じた、在宅ワークのメリットとデメリットをお話していきます。
メリット1 好きな時間に好きな場所で働ける
在宅ワークの魅力はなんといっても「時間と場所の制約がない」ことです。
家事や育児の隙間時間を使って、仕事をすることができます。
昼間家にいることができるので、子どもが熱を出しても、行事があっても、幼稚園から呼び出しがかかっても、長期休暇も、何も気にせずに、自分のペースで仕事ができるのは本当にありがたいです。
私は、夕飯の支度をする間に、キッチンでスマホを使ってアンケートなどの簡単にできる案件を探したり、子どもを寝かしつけた後や朝早く起きて時間を作って、ライティングの仕事をしたりしていました。
メリット2 いろいろな仕事が選べるので、新しい発見がある
私の登録した「クラウドワークス」には、本当にいろいろな仕事があります。
私は特別なスキルを持っていなかったので、誰でもできる案件からチャレンジしていきましたが、その中で出会ったのが「ライティング」の仕事です。
今まで全くライティングなんてやったことがなかったですし、できるのかな?と思っていたとき、初心者向けの案件を見つけて応募しました。
稼げる金額は少ないですが、ライティングのマニュアルをいただけて、しかも一記事ごとに丁寧に添削してもらえたんです。
そして、この案件でとてもよかったのは「仲間がいた」ことです。
同じように子育てをしながらライティングを学んでいる仲間たちから、たくさんの刺激を受け、私も頑張ろう!と励まされました。
楽しく学んだ5か月間は本当に充実していましたよ。
自分の資産としてブログを立ち上げたい。誰かの役に立つ記事を届けたい。この仕事を通してそんな野望を持つことができました。
それがこのブログのきっかけでもあります。
▽私がブログを始めてから一年間はこんな感じでした。
デメリット1 特別なスキルがないと、たいして稼げない
私は、本当に何のスキルもなかったので、クラウドワークスに登録したものの、応募できる案件は、簡単なアンケートくらいでした。
字を活かそうと思って筆耕の仕事に何度も応募しましたが、実績がないのですべて撃沈…。
スキルや実績がモノをいう世界で、自分のできることの少なさと、実績づくりの難しさに愕然としました。
当然稼げる金額も少なく、一件4円とか9円とかでした。
こりゃ、外で働いた方がよっぽど稼げるな…
でも、やってみてよかったのは「自分の体験が役に立つことを知ることができた」ことです。
自分がやってきたことが、誰かの役に立つ。これを知ることができたのは大きかったですね。
日々使っているお金の大切さや、稼ぐことの大変さを改めて知ることもできました。
はじめて「1,031円」と口座に表示されたのを見たときのうれしさといったら!
デメリット2 自己管理をしないといけない
外で働くのと違って、在宅ワークは何もかも自分次第です。
どれだけサボっても、のんびりやっても、誰も何も言いません。
でも、仕事は仕事。契約した以上は責任を持ってやらなければなりません。
どうしても自分に甘くなってしまう人は要注意。
しっかりと自己管理できる人には向いている仕事と言えます。
早朝パート
在宅ワークをやってみたけど、やっぱりもっと効率よく稼ぎたいし、何より外に出て働きたい!
そんな思いが強くなり、また求人検索の日々が始まりました。
やっぱり昼間働くのは難しい…では深夜はどうか?
なんか怖そうだし、第一、中年のおばさんの体力が続くのか心配。
そこで行き着いたのが、「早朝パート」です。
メリットとデメリットについてお話しますね。
メリット1 誰にも迷惑をかけない
まだ子どもたちが寝ている時間に出勤して、夫が仕事に行く前に帰宅する。
これなら、昼間家にいることができるし、子どもが熱を出しても、幼稚園の行事があっても、誰にも迷惑をかけずに稼ぐことができます。
見つけたとき「これだ!」と思いましたね。
メリット2 昼間より少し時給が高い
早朝パートは、昼間より少しですが時給が高い傾向にあります。
私は4時~7時で働いていましたが、その時間帯は昼間に比べて100円ほど高かったです。
たった100円でも、3時間なら300円、週5で働けば1,500円、ひと月で6,000円も変わってきますよ。
デメリット1 とにかく早起き
深夜の仕事にも同じことが言えますが、体がキツイ人もいるかもしれません。
早朝パートに入った日は、昼間(特に午後)の眠気が段違い。
でも、もともと朝方人間だった私は、そこまで早起きが苦ではなかったのでピッタリでした。
パートのない日も早起きして、ブログを書いたり、一人の朝時間を楽しんだりしています。
▽朝活の魅力についても記事を書いています。
デメリット2 働ける時間が短い
どこまでを「早朝」と呼ぶのかは会社によって違います。
コンビニではだいたい「6時~9時」を早朝の時間帯として募集していますよね。
私は4時~7時の3時間。
早朝パートはだいたい3~4時間しか働けないので、ガッツリ稼ぎたい人には向いていないかもしれませんね。
デメリット3 募集している会社が少ない
なかなか希望の時間帯に募集をかけている会社がないのもデメリットの一つ。
自宅の近くで巡り合えたらかなりラッキーですね。
わたしも見つけたときは、早く応募しなきゃ!となぜかすごく焦りました(笑)
なので、職種は多少妥協する必要があります。
幼稚園ママが実際に選んだ仕事は?
ここからは、実際に幼稚園ママが働いている仕事についてお話していきます。
飲食店スタッフ
ファミレスやファストフード店のランチタイムに働く幼稚園ママは多いですね。
忙しいピークの短時間だけ募集しているところもあります。
主婦層が多く働いていて、子育てに関して理解があるため、お休みを代わってくれるなど協力してくれたり、近所の学校やお店の情報を得られたりすることもあるかも。
コンビニエンスストア
コンビニも人気の職場の一つ。
どこにでもあるので、見つけやすいのもポイントです。
仕事内容は多岐にわたりますが、慣れれば何でも自分でこなすことができるようになり、自信になりますよ。
ポスティング
在宅ワークと同じで、自分のペースでできるポスティングのお仕事。
稼ぎとしては少ないかもしれませんが、お散歩がてら手軽におこずかい稼ぎができると、小さいお子さんを持つママに人気です。
私も近所で、自転車にちいさなお子さんを乗せてポスティングのお仕事をしているママさんをよく見かけます。
病院の受付
午前中だけなど、早い時間に上がることができる病院などの受付の仕事。
働ける時間が短い幼稚園ママにピッタリの仕事です。
特別な資格を必要としない求人もあるので、事務職の経験がある方などは挑戦してみてもいかも。
学校給食の調理補助
人気の理由は「子どもと休みが同じだから」です。
夏休みなどの長期休暇に、わざわざ休みを取らなくてもいいのは大きなポイントですね。
私が子どもを通わせていた幼稚園では、同じクラスのママさんがその幼稚園のキッチンスタッフとして働いていました。
そういう働き方もあるのか!と目からうろこでしたね。
コールセンター
私は電話が苦手なので、この求人に目を向けることはありませんでしたが(笑)
電話に抵抗のない方なら、コールセンターで働くのもいいですね。
一緒に働いている人数が多いので、お休みの希望も通りやすいと聞きます。
立ち仕事がないのも、体力的に疲れなくていいですよね。
在宅ワーク
私もこの在宅ワークで世界が広がりました。
いろいろな仕事があり、時間や場所を選ばずに働けるのが大きなメリット。
少数ですが、外で働く何倍も稼いでいる強者もいますよ。
幼稚園ママの仕事選びのポイント4つ
時間
まずは自分が働ける時間について考えてみましょう。
子どもが幼稚園に行っている間に働くのか、深夜に働くのか、早朝に働くのか。
それとも時間に制約のない在宅ワークやポスティングなどで働くのか。
時間を延ばす方法がどれくらい使えそうなのか、周囲のサポートは受けられそうか。
時間が決まれば、だいぶ選択肢は狭まりますよ。
場所
できるだけ自宅の近くをおススメします。
幼稚園から呼び出しがかかったときなど、近くで働いていれば、すぐに向かうことができます。
何かと安心ですよね。
お休み
特に昼間に働く場合には、「お休みの取りやすさ」はとても重要です。
シフト制で休み希望を出すことができるのか、急なお休みに対応してもらえるか、長期休暇は取れるのかなど、しっかり確認することが大事です。
主婦の多い職場であれば、助け合ってお休みを調節できたり、学生の多い職場では、長期休暇のお休みを取りやすかったりする傾向にあるようです。
面接で「幼い子どもがいる」というと、急に休んだり、幼稚園から呼び出されて早退したりということが起きるのでは…と、どうしても採用されにくいという話もよく聞きます。
私の友だちも、何社も断られたと言っていました。
それでも、はじめにきちんと伝えておかないと、ミスマッチが起きて、会社側も自分も困る事態になってしまうこともあります。
いざというときに頼れる人がいる場合はその点も伝えると、採用する側も安心できます。
頼れる人がいない場合も、子育てに理解のある職場もあるので、はじめに相談しておきましょう。
ブランク
子どもが生まれてからずっと仕事をしていない方も多くいらっしゃると思います。
私もその一人。
もう何年も仕事をしていないので、いざ働きはじめたいと思ってもなかなか腰が重いですよね。
私にできる仕事なんてあるの?と不安になっていました。
調べてみると「未経験OK」「ブランクがあっても大丈夫」といった求人も多いので、勇気を出してチャレンジしてみましょう。
将来的にバリバリ働きたい方は、ブランクを少しでも短くしておくことがカギです。
今できることから始めましょう。
まとめ
幼稚園ママでも働ける仕事はたくさんあります。
昼間働くのが難しくても、あきらめないでください。
選択肢はまだあります。
とりあえず一歩踏み出してみましょう。
知らなかった世界に出会えるかもしれませんよ。
▽稼ぐと同時に節約もしたい!そんな方はこちらの記事もどうぞ。
コメント
Hi, this is a comment.
To get started with moderating, editing, and deleting comments, please visit the Comments screen in the dashboard.
Commenter avatars come from Gravatar.