巷には子育て論がたくさんありますよね。
ああしたら良い、こうしたらダメなど。
結局何を大事にしたらいいのか分からない!
そんな私のような方もいらっしゃると思います。
今回の記事では、子育てで大切にしていることについて、私が普段意識していることをお話していきます。
私もまだまだ子育て修行中の身ですが、何かお役に立てたらうれしいです。
【一瞬一瞬が宝物】私が子育てで大切にしていること7つ
わんぱく男子2人を子育て中の私。
先輩ママや本、インターネットなどでいろいろな方の子育てを知る中で、「我が家ではこういうことを大切にしていきたいな」と思って実践していることがいくつかあります。
ここでは、その中から7つご紹介していきます。
興味があることにとことん付き合う
我が家の長男は「恐竜」が大好き。
ある日たまたま恐竜博に行ってみたことが、恐竜熱に火をつけたきっかけでした。
それからは、図鑑を読んだり、恐竜関連の動画や映画を見たり、恐竜ごっこをしたり、恐竜カルタを作ったり、とにかく寝ても覚めても恐竜。
洋服も持ち物も恐竜ばかり。
オムライスのケチャップも恐竜シェイプに(笑)
行けるところ、参加できるイベントには、どんどん出かけました。
車で片道8時間もかけて、福井県の恐竜博物館に行ったよね!
我ながら思い切った決断だったわ
子どもが何か夢中になれるものを見つけたときは、もっと深く知ることができるように、とことん付き合うようにしています。
何かに夢中になれるって、とても大切で素敵なことですよね。
また、子どもが自分で「やりたいこと」を見つけられるように、できるだけいろいろな経験をさせてあげたい。
選択肢を増やして、これだ!というものに出会えるように、導いていけたらと思っています。
遊びからの学びを大切に
今は、幼児期からの教育がブームになっていますよね。
「〇〇式教育」など、いろいろな種類があって、親としてわが子にどんな教育をしてあげればいいのか、悩む方も多いと思います。
我が家の教育方針は「遊びからの学びを大切にする」こと。
幼稚園選びのときも、机に向かって勉強する時間がある幼稚園は敢えて選ばずに、登園してから帰るまでずーっと自分の好きな遊びをすることができる幼稚園を選びました。
文字や数字などを学ぶ時間はほとんどありません。
でも、わざわざそのための時間を作らなくても、子どもは勝手に学んでいきます。
遊んでいる中で「これはなんて読むのかな」「お友だちにお手紙かきたい」など、興味がわいたときに少し手を貸してあげるだけで、文字や数字は面白いように吸収していくんです。
遊びの中で学べることって本当にたくさんあります。
お友だちとの関わり、自然とのふれあい、トラブルに対応する力、思いやりを持って接すること、そこにあるものでもっと楽しくする工夫…
特に小さいうちは、「遊び」の中で得られる学びを大切にしていきたいと思っています。
▽我が家の幼稚園選びはこんな感じでした
本人がやる気になるまで「待つ」
「待つ」ってけっこう難しいですよね。
仕事に行かなきゃ…
家事をやらなきゃ…
早くできるようになってもらわなきゃ…
いろいろな焦りが邪魔をして、なかなか待てないもの。
待ちたいのはやまやまだけど、どうしてもイライラしちゃうよ!
でも待ったほうが結果的にスムーズに事が運ぶことが多いんです。
公園や児童館からなかなか帰りたがらないとき
イヤイヤでなかなか着替えないとき
少し待ってあげると、自分から「帰る」と言い出したり、お着替えすると言い出したりします。
無理やりやらされると、本人も納得できずにグズグズしてしまいがち。
しっかりとやる意味が分かって、自分で納得できてから行動できると、子どもも親もストレスが少なくなりますね。
時間に余裕があるときは、なるべく待ってあげるようにしています。
「待つ」は他にも効果が!
どうしても指しゃぶりがやめられなかった長男。
早くやめさせたい!とばかり考えていたときは、全くやめる気配がなく、しばらくあきらめて待ってみました。
すると、ある日突然「ぼく、指しゃぶりやめる」と言い出したと思ったら、本当にその日からやめられたんです。
これには驚きました。
やる気があるかどうかで、こんなにも変わってくるのか。
トイレトレーニングも同じく、早くから始めたのに全くできるようにならなかったので、焦らなくてもいっか…と思いしばらく待ってみました。
幼稚園入園の直前に改めて始めると、1週間ほどであっという間に完了。
あの長い日々は何だったのか…
「待つ」ことは「子どもの力を信じる」こと。
もちろん、すべてがうまくいくわけではありませんが、本人の力を信じて、これからも「待つ」ことを意識していこうと思います。
一人の人間として接する
子どもも一人の「人間」。
子どもだからいっか…と、適当にしてしまわないように気を付けています。
どんな些細なことでも、きちんと話を聞く。
大人だって間違えたら謝る。
対等に接することで、認めてもらえた、向き合ってもらえたという安心感が生まれ、親の姿勢から子どもも学んでいくのかなと思います。
甘えさせる
子どもが「抱っこ」と言うときは、なるべく抱っこしてあげるようにしています。
自分は愛されている
必要とされている
ここにいていいんだ
そんな風に自己肯定感を高めていけるように、たくさんスキンシップを取れるように意識しています。
先回りしない
子どもが失敗しそうだな、というとき、ついつい先回りして手を差し伸べてしまいますが、そこはグッと我慢。
本当に危ないことでなければ、遠くから見守ります。
なんでも親が先回りしてやってあげると、自分では何も考えられない、トラブルがあったときに立ち向かえない人になってしまうと思うからです。
失敗からもたくさんの学びがありますよね。
子ども自身の自立への一歩を、親が邪魔しないように、適度な距離感を持って子育てしています。
「今」を大切に
今、この一瞬は二度とやってこない。
これはいつも心に留めていることです。
子どもの成長はあっという間ですよね。
寝ているだけだったのが、寝返りをうち、ハイハイをし、立って歩くようになる。
泣いているだけだったのに、いつの間にか楽しくおしゃべりできるようになっている。
今思えばかけがえのない大切な瞬間だったのに、当時はいっぱいいっぱいで、あんまり記憶がない…
もったいないね。
子どもと過ごす「今」という貴重な時間を無駄にしないよう、たくさんふれあって遊んで、後悔のない子育てをしていきたいと思います。
▽子どもの「今」を残そう
まとめ
子どもに振り回されて、バタバタと過ぎる毎日。
なかなか自分の子育てについて考える余裕がないですよね。
でも、どんな風に育ってほしいか、そのために大切なことは何か、考えることはとても有意義なことです。
子育ての軸のようなものがあると、自分の子育てに少しだけ自信が持てますよ。
「子育てで大切にしていることは何ですか?」
この問いに少しだけ向き合ってみてはいかがでしょうか。
これまでの子育てを振り返って、見直すきっかけになるかもしれませんね。
コメント