妊活中におすすめの食べ物ってどんなもの?
逆に食べない方がいいものはある?
子どもが欲しい!と妊活に取り組んでいく中で、病院での治療ももちろん大切ですが、赤ちゃんが宿りやすくなる体づくりも欠かせません。
中でも「食べ物」に気をつかうだけで、妊娠する可能性を高めることができると言われています。
私も妊活中には、いろいろなことに取り組みましたが、結局食生活を変えたことが良かったのかなと今では思っています。
でも、実際にどんなものを食べると良いの?食べちゃダメなものあるのかな?と悩む方も多いと思います。
そこで今回は、妊活におすすめの食べ物や、食べない方がいいものについて、私の体験談を交えながらお話していきます。
食生活の見直しで、体の中から妊娠しやすい体質に変えていきましょう!
▽妊活でやってよかったことについては、こちらの記事もどうぞ。
【妊活におすすめの食べ物】食事指導で教わったこと
私が妊活中に、漢方薬局の食事指導で教わった「おすすめの食べ物」をご紹介します。
とにかく体を温めることが大事ですよ。
これらを踏まえて、実際に食事指導で毎日の食事を見ていただいたときに、アドバイスをいただいたのはこんなことでした。
納豆には大葉を入れる
朝納豆を食べるようにしていたのですが、そこに大葉を足すと緑黄色野菜が入ってバランスが良いとのことで、毎日入れていました。
洋食より和食(肉より魚)
洋食に偏りがちな食事でしたが、和食には体をあたためる食品が多いため、できるだけ和食を取り入れると良いということでした。
中でも、魚を取るようにすると良いということで、積極的に取るようにしました。
パン、麺類よりご飯
朝はパン、お昼ご飯は麺類になりがちでしたが、ご飯の方が体を冷やさないということで、おにぎりにするなど工夫しました。
豚汁がおすすめ
豚汁は、一度に根菜をたくさん食べることができるのでオススメとのことでした。
けっこうな頻度(ほぼ毎日?)で作っていたので、主人はさすがに飽きてましたね(笑)
菜の花やブロッコリースプラウトもおすすめ
それまで全く食べたことのなかった「菜の花」や「ブロッコリースプラウト」。
スーパーに売っているのも知りませんでした。
菜の花はおひたしや和え物に、ブロッコリースプラウトは納豆に入れていました。
思っていたよりもおいしくいただけましたよ。
仕事で忙しくても、朝食はしっかりと
朝早くに出かける仕事をしていたので、朝食を適当にしていたのですが、アドバイスを受けて、おにぎりと大葉入り納豆、前日の残りの豚汁を温めて食べるという朝食が定番化しました。
アドバイスを取り入れて食生活を見直してみると、いろいろな食材を摂ることができてバランスの良い食卓に。
妊活のためというだけでなく、体全体が健康になっていく気がしました。
妊活中に摂らない方がいい食べ物
逆に、妊活中に摂らない方がいい食べ物は「体を冷やす食べ物」ですね。
私はまず、チョコレート、アイスクリーム、生クリーム断ちを決行しました。
大好きだったのでつらかったですが、ここはガマンのしどころ!と踏ん張りました。
ファーストフードやインスタント食品もできるだけ食べないように気を付けていましたね。
アドバイスを受けた日から、我が家のお砂糖は上白糖からきび砂糖になりました。
こころなしかお料理もまろやかな味になったような…?
妊活中に必要な栄養素7つと含まれる食品
ここからは、妊活中に必要な栄養素についてお話していきます。
赤ちゃんがやってきやすい体づくりのために、積極的に取り入れていきましょう。
タンパク質
タンパク質は、筋肉、内臓、皮膚、髪の毛、骨などを作ってくれる、妊活に欠かせない栄養素です。
ホルモンや、消化吸収、代謝をサポートする酵素、免疫力を支える抗体などの機能についても重要な役割を持っています。
<タンパク質を含む食品>
魚介類、肉類、大豆・大豆製品、卵、牛乳・乳製品
鉄
全身に酸素を運ぶ役割を担うミネラルで、不足すると貧血を発症します。
血流をよくして子宮の環境も整えてくれます。
<鉄を含む食品>
ほうれん草、肉類、レバー、切り干し大根、海藻
ビタミン類(B群、D、E)
〇ビタミンB群
エネルギーの原材料である、たんぱく質、糖質、脂質は、体内で消化・吸収されることでエネルギーとして使われます。この代謝活動に欠かせないのがビタミンB群。
中でも「葉酸」は、子宮内膜の質を上げることによる着床率の向上や、受精卵を保護する働きがあり、赤ちゃんの先天性異常のリスクを下げるとも言われています。
<ビタミンB群を含む食品>
豚肉、レバー、ウナギ、ほうれん草、菜の花、ブロッコリー、玄米、豆類
〇ビタミンD
カルシウムを体内に取り込む上で欠かせない栄養素です。
健康な骨を維持するために重要な役割を持っています。
<ビタミンDを含む食品>
ビタミンDは、日光にあたり紫外線を浴びることで生成されます。
食品で補うには、きくらげや干ししいたけ、いわしや卵黄などがおすすめです。
〇ビタミンE
強い抗酸化作用があり、脳や血管のほか、卵子の酸化も防止してくれるので、妊娠しやすい体づくりに欠かせない栄養素です。
血行促進作用があり、生殖機能の働きを強化する働きもあります。
<ビタミンEを含む食品>
ナッツ、かぼちゃ、ごま、魚介類
亜鉛
男性ホルモンの合成を促進し、精子の運動率を上げてくれるとされています。
卵子の成長にも欠かせない栄養素ですが、不足している人が多いようです。
<亜鉛を含む食品>
牡蠣、豚レバー、牛肉、カシューナッツ、卵黄、油揚げ
カルシウム
骨を丈夫にしてくれる栄養素です。
血液中のカルシウムは、神経伝達にも関わっているため、イライラの予防にも効果があるとされています。
<カルシウムを含む食品>
牛肉、チーズ、いわし丸干し、モロヘイヤ、
※参考
大塚製薬栄養素カレッジ
ムーニー
とくおかレディースクリニック
ハイテスター
【おまけ】私が飲んだ漢方はコレ
漢方薬局の子宝相談では、食事指導だけでなく、私の体質に合った漢方も処方してくれました。
私の場合は、とにかく基礎体温がガタガタで、体温を上げていく必要があったため、この二つの漢方を毎日飲んでいました。
開豊瓊玉膏
効能:食欲不振、肉体疲労、虚弱体質、病後の体力低下、胃腸虚弱、血色不良、冷え性、発育期の滋養強壮
ドロドロした黒いペースト状の漢方薬です。
はじめて飲むときは「大丈夫かな…」と思いましたが、湯飲み一杯のお湯で薄めて飲んでみると、意外と飲み続けられました。
ショウキT-1(たんぽぽ茶)
効能:冷えやむくみが改善され、妊娠しやすい体づくりに役立ちます。
アルミパックに入ったものを、コップに移してそのまま飲みます。
クセがなく、普通にお茶として飲むことができます。
妊活中だけでなく、妊娠してから、子どもが生まれてからも飲むことができますよ。
まとめ
妊活におすすめの食べ物は「体をあたためる食べ物」です。
逆に体を冷やす食べ物はできるだけ摂らないように心がけましょう。
妊活に必要な栄養素は、妊娠するためだけでなく、体全体の健康に役立つものばかりです。
食事は大事。
普段の食生活を見直して、赤ちゃんがやってきやすい体づくりを始めてみましょう。
▽妊活でやってよかったことについてはコチラ
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