子どものお世話が大変で、ご飯を作る気力と体力がない…
どうやって毎日のご飯づくりをこなせばいいか知りたい
子育て中は、子どものペースに振り回され、お世話ループにはまり、なかなか家事が進まないですよね。
掃除や洗濯は少しサボることができても、生きるために必要不可欠な食事は、なかなかそうはいきません。
だからちゃんと作らなきゃ!と作ろうとすると、泣き声が…
我が家も例にもれず、夕方になるとぐずり出し、里芋一個むいたら抱っこ、戻ってまた続きをするも、また呼ばれ抱っこ…全然進まない!
毎日これの繰り返しでは、ママも疲れてしまいますよね。
そんなママに向けて、この記事では、私が実践していた育児中のご飯づくりをこなすワザについて【メニュー編】と【調理時間を作る編】の2つに分けてお話していきます。
少しでも悩めるママのお役に立てたらうれしいです。
いつものご飯が作れなくてもOK!工夫してラクしよう【メニュー編】
ここでは、私が実践していた、「育児中のご飯づくりをこなすワザ【メニュー編】」をご紹介していきます。
いつもは家族のためにがんばって食事を用意しているママさん、たまにはこんなメニューでもいいんですよ。
具だくさんみそ汁(スープ)を作る
豚汁やけんちん汁、野菜スープなどの具だくさんな汁物を一つ作るだけで、栄養がたくさん摂れるので、これにご飯と納豆があれば十分な食事になります。
材料を買いに行くヒマがない!というときは、冷蔵庫に残っている野菜など適当に入れて煮込んでもOK。
作るのも片づけるのも面倒な「おかず」、なくても大丈夫です。
ご飯を炊くのも大変…という方は、多めに炊いて冷凍しておくのもおすすめです。
レンジで温めるだけなので、「もーダメだ…」という日があっても安心ですよ。
品数を減らす
「一汁三菜」とはよく言われますが、育児中はそんなにがんばれない!という日もありますよね。
わたしは今も、ほぼ毎日がんばれていません(笑)
そんな我が家の食卓は、ご飯・みそ汁・メインのおかず(+副菜一品)という日がほとんどです。
もともとそんなに立派な食事を作っていなかったのですが、それでもやっぱり赤ちゃん育児中は食事の支度が大変でした。
料理研究家の土井善晴さんも、料理をするのが大変な人に向けて「一汁一菜」を勧められています。
日本人が昔から食べ続けてきた「ご飯」「みそ汁」「漬物」という、一見質素な食事。
でも、みそ汁に季節を感じられる素材が入っていたり、たくさんの具材が入っていたりすれば、これだけで元気に毎日過ごすことができるんですよね。
一汁一菜、一気に気持ちが軽くなるね。
これなら食事づくりがストレスにならないかも!
▽「一汁一菜」をもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
市販のお惣菜や冷凍食品などのアレンジ
できれば市販のものに頼りたくないけど、どうしても今日はムリ!
そんなときは、市販のものをアレンジして食卓に出してみましょう。
例えば、マカロニサラダに野菜を少し足してみたり、コロッケやメンチカツに野菜を添えたり、ソースを工夫してみたり。
冷凍から揚げをユーリンチーにアレンジするレシピなんかもありますね。
少し手が入るだけで、栄養もアップしますし、罪悪感も軽減できます。
我が家で好評だったのは、粉末のコーンスープを野菜たっぷりのスープにアレンジしたものでした。
市販の食材も上手に使って、ラクしちゃいましょう!
育児中でもご飯づくりの時間を作れます【調理時間を作る編】
泣いても少し待っていてもらう
赤ちゃん育児中は特に、泣いていると抱っこするので、全然ご飯が作れない!となりがちですよね。
そんなときは「ちょっと待っていてね」と声がけをしながら、ササっと調理を済ませてしまいましょう。
もちろん、赤ちゃんの生理的な欲求(お腹がすいた、おむつが濡れているなど)は満たしてあげて、それでも泣いている場合は少し放っておいても大丈夫。
調理の合間や終わった後には、「待っていてくれてありがとう」をしっかり伝えて、たくさん抱っこしてあげてくださいね。
おんぶでご飯づくり
どうしても泣いていると放っておけない。
そんなときは、抱っこひもでおんぶしながらご飯づくりをするのも一つの方法です。
おんぶすると気持ちがいいのか、たいてい眠ってしまうんですよね。
わたしもおんぶでご飯づくり、していました(懐かしい)
おんぶとはいえ、台所には包丁や火など危ないものがたくさん。
急に動いたりバランスが取れなくなったりすることもあるので、十分に気を付けて調理しましょうね。
寝ている間にご飯づくり
まとめて昼寝をしてくれるようになったら、昼寝の時間に夕飯の準備を済ませてしまうのもおすすめです。
これができると、夕方のラクさが全然違いますよ。
同じ部屋だと、音で起きてしまうこともありますけどね。
わたしも何度、調理中に呼び出しをくらったことか(笑)
とことん抱っこor遊んであげる
いっそのこと、ご飯づくりをあきらめて、とことん子どもに付き合ってあげるのも一つです。
パパや周りの方の協力が必要ですが、「今日はご飯作れないから、お弁当買ってきて」などとお願いして、その日のご飯づくりはもうしないと決めてしまいます。
そのあとは、とことん抱っこしたり、一緒に遊んだりして、子どもとの時間を楽しみましょう。
たまにはそんな日があってもいいんです。
実際に私も一度だけ、パパにヘルプを出したことがあります。
時間をかけて子どもと向き合ってあげると、抱っこから下ろしてもご機嫌でいてくれたり、子どもの方から「ご飯の支度してきていいよ」なんて言ってくれたりすることも。
たくさん抱っこしたり遊んだりしてもらえて、子どもも満足するのかな。
(少し大きくなったら)お手伝い作戦
「遊んで~」コールが鳴りやまないお年頃の子どもには、「お手伝い作戦」が有効です。
子どもって料理のお手伝い、好きですよね。
簡単にできること(ピーラーで野菜の皮むき、材料を混ぜる、みそ汁にみそをいれる、調味料を測ってみるなど)をどんどんやってもらいましょう。
遊びみたいな感覚で、楽しんでやってくれるし、「役に立ってる」という誇らしい気持ちになれて、子どももうれしそうなんですよね。
二度手間になることもたくさんありますが、子どもにとってはいい経験にもなりますし、遊んであげられないという後ろめたい気持ちもなくなって、一石二鳥ですよ。
まとめ
育児中は、泣かれたり、遊んでコールがすごかったりと、ご飯づくりが思うように進まず、困ってしまいますよね。
メニューを工夫してみたり、うまく調理時間を作ったりして、この時期を乗り切りましょう。
こんなにママが求められるのは今だけ!
さみしいですが、そのうち、抱っこしたくてもさせてもらえないときがくるんですよね。
ご飯を多少手抜きしても、子どもは意外とちゃんと育ちます。
今しかない瞬間を思いっきり堪能しましょう。
▽食事以外も楽しよう!少しでも育児を楽にするコツはこちら
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