赤ちゃんに母乳をあげるときの授乳間隔ってどのくらいがいいの?
授乳間隔が長すぎたり短すぎたりしていないか不安。
母乳育児をしていると、気になるのが「授乳間隔」。
- 欲しがるからあげているけど、こんなにたくさん授乳していていいのかな?
- いつまで続くんだろう…
- 逆に全然起きてこなくて授乳できないけど大丈夫?
悩みは尽きませんよね。
そこで今回は、授乳間隔に悩む方に向けて、私の体験談も交えながら月齢ごとの一般的な授乳間隔についてお話していきます。
少しでもお役に立てたらうれしいです。
【母乳の授乳間隔の平均は?】月齢ごとの変遷と我が家の場合
実は、母乳をあげるときの授乳間隔は、赤ちゃんによっていろいろで「この月齢だからこのくらいの間隔じゃないとダメ!」ということはないんです。
順調に体重が増えていって、赤ちゃんが元気な様子であれば、多くても少なくても大丈夫ですよ。
月齢ごとに目安の授乳間隔をお話していきますが、これに当てはまらないからダメということはないので、参考程度に読んでいただければと思います。
実際、見ていただけると分かると思うのですが、我が家も当てはまってないところが結構あります。
でも子どもたちは元気すぎるほど元気に育っています!
新生児(生後1ヶ月)
まだ母乳やミルクを飲むことに慣れていない新生児は、吸う力も弱く、胃の容量も小さいので、一度にたくさん飲むことができません。
授乳間隔は短く、だいたい1~2時間おきくらい。
1時間しないうちに欲しがることもあります。
すぐにお腹がすいちゃうんだね。
あまりにすぐ欲しがるので、めんどくさくなって一日中おうちでおっぱいを出しっぱなし…というママもいました。
一日12回以上になることも普通にあります。
<我が家の場合>
※「母」が母乳をあげている時間です。
1人目(上の子)も2人目(下の子)も、生まれたばかりの頃は、さっきあげたのに?という感じで、ずっと授乳している時間があったり、3時間以上あくときもあったりと、バラバラでしたね。
母乳の量も不安定だったので、助産師さんのアドバイスでミルクも少し足しながら、母乳は欲しがるだけあげていました。
新生児期は、赤ちゃんもママも授乳に慣れていくとき。
飲ませ過ぎになることはありませんので、母乳は赤ちゃんが欲しがるタイミングであげていきましょう。
ミルクは表示されている目安量を大きく超えないように、間隔は3時間くらいが目安です。
母乳をあげていて、昼も夜も頻回授乳(授乳の回数が多いこと)で眠れなくてツライ…というときは、ミルクを足すことも考えてみましょう。
欲しがるだけあげるというよりは、母乳をあげるとき、何回かに一回ミルクを足すイメージですね。
赤ちゃんの体重もしっかり確認しながら、時には助産師さんなどに相談して、授乳に慣れることからはじめていきましょう。
赤ちゃんによっては、新生児のときからよく寝て、授乳する時間になっても全く起きてこない…なんてことも。
よく寝る赤ちゃん、ちょっとうらやましかったです。
でも、あまり間隔があきすぎてしまうと、栄養が足りなくなってしまうこともあります。
そんなときは、おむつを替えてみたり、お着替えをしてみたり、明かりをつけてあげたりと、やさしく起こしてから授乳してあげましょう。
生後3ヶ月頃
赤ちゃんも母乳を飲むことに慣れてきて、消化器官も発達してきますので、授乳間隔も少しずつ長くなってきます。
夜にまとめて寝てくれるようになってくる赤ちゃんもいるので、ママも少し落ち着けますね。
母乳だと一日8~10回、1時間~3時間おきになることが多いです。
ミルクは4時間おきに一日6回が目安です。
<我が家の場合>
1人目は、新生児のときとあまり変わらず、1時間おきだったり、3時間くらいあいたりとバラバラでした。
2人目のときはだいぶ授乳の間隔があいてきて、昼間起きている時間も増えているのが分かります。
やっぱり赤ちゃんによって全然違うんだね。
生後半年~
授乳ペースもつかめてきて、お出かけなどの予定もつけやすくなってきます。
だいたい3~4時間おきに欲しがるようになり、一日6~8回と回数も減ってきます。
ミルクの場合は一日5回程度が目安。
赤ちゃんの満腹中枢もできてきて、一回の飲む時間もだいたい決まってきますよ。
離乳食も始まってくるこの時期。
離乳食の進み方によって飲んだり飲まなかったりと、思うようにいかないこともありますが、赤ちゃんの様子をしっかり見て、体重が順調に増えていて元気であれば、欲しがるときにあげるスタイルで問題ありません。
もうすぐ終わってしまう、赤ちゃんとの大切な授乳の時間をぜひ楽しんでくださいね。
<我が家の場合>
※「パ」の正の字が授乳の回数です。
1人目も2人目も、だいたい一日6~8回くらいに落ち着いてきていますね。
この後、離乳食が進んでいくと、どんどん回数は減っていきます。
授乳姿勢やくわえ方(ラッチオン)が上手にできているかを確認してみましょう。
もしかしたら、うまく吸えていなくて一回の量が少なく、ずっと欲しがっているのかもしれません。
泣いたらすぐに授乳している、という方は、赤ちゃんのお腹がすいていない可能性もあります。
泣いたら抱っこなどであやしてみる、おむつを確認してみる、外の空気を吸いにいってみるなど、他の泣く理由も探ってみましょう。
うちの子は、眠くて抱っこしてほしくて泣くことが多かったです。
「さっきあげたのにまた泣いてる…」なんてときは、ぜひ他の方法を試してみてくださいね。
まとめ
授乳間隔は赤ちゃんによっていろいろですが、新生児の頃は頻回授乳、生後3ヶ月を過ぎるとだんだんペースができてきて、回数が減ってくることが多いです。
間隔が短くて、しょっちゅう授乳している…そんな時期もあっという間に過ぎていきます。
授乳期間は悩むことも多いですが、赤ちゃんが元気であれば大丈夫!
周りに流されず、ママと赤ちゃんのペースで授乳をしていけばいいんです。
でもやっぱり不安、そんなときは助産師さんなどスペシャリストを頼りましょう。
授乳のことだけでなく、育児のことも相談できますよ。
頼れるものは頼って、ゆったりとした気持ちで、今しかない赤ちゃんとの時間を過ごしてくださいね。
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