アクリル毛糸で編まれた「アクリルたわし」。
ご存じの方は少ないかもしれません。
私も、あるときお義母さんから頂くまで、全く知りませんでした。
でも、このとき頂いた、おそらくどこかの施設の方が手作りされたアクリルたわし。
すごく使いやすかったんです。
その後も、いろいろな市販のスポンジを使ってきましたが、アクリルたわしの使い勝手の良さが忘れられず、自分で作ってみることに。
やっぱり、いい。
今回は、そんなアクリルたわしに魅せられた私が、実際に作って使ってみて感じたメリット・デメリットと、アクリルたわしの作り方を簡単にご紹介しています。
アクリルたわしのファンが増えてくれたらうれしいです。
【アクリルたわしを作って食器洗いに使ってみた】メリット・デメリット
アクリルたわし、興味はあるけど実際どうなの?
そんなアナタのために、実際に作って使ってみて感じたメリット・デメリットをお話していきますね。
【メリット】材料が簡単に手に入る
アクリルたわしの材料は、毛糸とかぎ針ととじ針だけ。
全て100均で手に入ります。
しかも、抗菌防臭加工の毛糸も多く販売していて、「これってアクリルたわし作る前提で売っているのでは…?」なんて思ってしまうほど。
色も、シンプルなものからレインボーみたいなカラフルなものまでいろいろ揃っています。
手軽に手に入るから、始めようと思ったらすぐに作り始められるね。
【メリット】長持ちするのでコスパがいい
これは私の肌感覚なのですが。
アクリルたわしは長持ちする!
我が家が以前使っていたスポンジ(100均で購入)は、使い始めてすぐに穴が開いたりほつれてきたり、ボロボロになっていました。
いろんな種類のスポンジを試したけど、どれもイマイチ…。
100均で買えるスポンジと比べているので、もっといいものなら分かりませんが。
アクリルたわしは、なかなかほつれてこないんですよね。
ほつれなさすぎて、交換するタイミングが分からないくらい(笑)
100円の毛糸1巻で2つくらいのアクリルたわしができるので、短期間でいくつも100円のスポンジを購入するよりコスパがいいんですよ。
節約したいご家庭にピッタリだね。
【メリット】汚れがめちゃくちゃ落ちやすい
アクリルたわし、汚れ落としの面でも優秀です。
特に実感するのは、油でギトギトの食器や鍋を洗うとき。
我が家では、洗う前に新聞紙などであらかた汚れを落としてから洗うのですが…
他のスポンジを使っていたときは、いっぱい洗剤をつけてゴシゴシ洗っても、ヌメヌメ感がなかなか落ちませんでした。
アクリルたわしだと、油を吸収してくれているのか?と思うくらいスッキリ落ちます。
一度使ってみたらやみつきになっちゃうかも。
【メリット】洗剤なし、もしくは少しだけで十分洗えるのでエコ
アクリルたわしは、洗剤なしでも汚れが落ちると言われています。
私は疑い深い性格なので(笑)少し洗剤をつけて食器を洗っているのですが、それで十分洗うことができます。
環境にも家計にもやさしい、それがアクリルたわしのいいところですね。
【メリット】編む時間が楽しい、没頭できる
アクリルたわしは、作る時間にも価値があります。
編み物って、めんどくさくて難しそうだな…
ズボラで不器用な私もそう思っていました。
でも実際編み始めてみると
なんか…思ってたより楽しい!
無心になって、日々のごちゃごちゃした悩みなんかを忘れて没頭できる時間が、とても心地よかったんです。
完成したときの達成感もいい!
意外と編み物好きなんだなぁと、新たな自分を発見した気がします。
【デメリット】作るのに時間と手間がかかる
アクリルたわしは、編んで作るので時間と手間がかかります。
パッと買ってきてそのまま使える市販のスポンジには敵いません。
まぁ、手間がかかっているからこそ、大事に使おうと思えるんですけどね。
ある程度作る時間が取れる方にはおすすめできます。
【デメリット】泡立ちがそこまでよくない
食器洗いはモコモコの泡でやりたい!
そういった方には、アクリルたわしは向きません。
そもそも、アクリルたわしで食器洗いをするときには、洗剤を使わないor少ししか使わないので、泡立ちはそこまでよくないんです。
我が家のパパさんには「洗いづらい…」と不評でした。
もう少し時間をかけてじっくりと、アクリルたわしの魅力を伝えていかねば(笑)
でも、汚れはしっかり落ちますよ。
【丸より四角がおすすめ】アクリルたわしの編み方
私のようなぶきっちょさんでもできる!アクリルたわしの編み方をご紹介していきます。
アクリルたわしの編み方
アクリルたわしは、棒針より手軽な「かぎ針」で編むことができます。
私は編み物の専門家ではないので、かぎ針編みの基本的なことについては、全く偉そうなことは言えません。
いろいろな方が記事にしていますので調べてみましょう。
初心者向けのこんな動画もあります。
くさり編みとこま編みができれば大丈夫。
<編み図>
<手順>
- はじめに、【くさり編み】で13目編みます。
- そこに、【こま編み】を編んでいきます。
- 一段編み終わったら、ひっくり返して【くさり編み】で一目編み、続けて【こま編み】を編んでいきます。
- だいたい28段くらい編んだら、長めに(45~50cmくらい)毛糸を残して切ります。
- 編み終わりの目に糸を通して引き抜きます。
- 編めた長方形を、短い辺同士を合わせるように半分に折ります。
- とじ針に、残した毛糸を通し、開いている3方の辺をとじます。
(ちゃんとしたとじ方でなくて大丈夫です。なみ縫いやかがり縫いみたいな感じで適当に) - 最後に、残った毛糸を適当にくぐらせて完成!
なんだか難しいな…と思われるかもしれませんが、
編み目を数え間違えても
ちょっと変な場所があっても
形がいびつでも
家で食器を洗うだけだから万事オッケーです(笑)
そんなゆるーい感じで、無心で編み続けると、一つ二時間かからないくらいで完成します。
編み物をしたことがない方も、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
アクリルたわしは、100均でも売っているアクリル毛糸で手軽に作ることができる、エコなたわしです。
我が家は主に食器洗いに使っていますが、ヘタレにくいから長持ち、油汚れもスッキリ落ちる、そしてエコ。
作る手間はかかるけど、食器洗いの心強い相棒なんです。
ぜひ一度、アクリルたわしを使ってみてください。
他の食器洗いスポンジに戻れなくなってしまうかもしれませんよ。
▽その他にもおすすめしたいアイテムあります
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