ママ・パパを悩ませる「トイレトレーニング」。
周りの同じくらいの子がすでにおむつを卒業していたり、幼稚園への入園が迫っていたりすると、どんどん焦ってきますよね。
早くに始めたからといって、早くおむつがはずれるとは限らない。
それがトイレトレーニングの難しいところでもあります。
今回は、我が家のトイレトレーニング体験談とそこから私が学んだこと、実際に使ったグッズについてお話していきます。
焦らなくても大丈夫。少しでもお役に立てたらうれしいです。
【短期決戦!】我が家のトイレトレーニング体験談
我が家の子どもたちは、二人とも1歳半ごろにトイレトレーニングをスタートしました。
でも結局、トイレに行けるようになっておむつが外れたのは3歳すぎ。
中だるみの期間が長かった…
私が子ども二人のトイレトレーニングを終えて学んだのはこの三つです。
心や体が成長していけば、いつかはできるようになる
「自分の言葉で意思を伝えられる」「膀胱におしっこをある程度ためられる」「尿意が分かる」など、心や体が十分に発達していれば、トイレトレーニングもスムーズに進められます。
逆に、まだ十分に機能が備わっていないうちから無理に始めても、なかなか難しいんですよね。
我が家は、こどもちゃれんじを受講していたため、その教材に沿ってトイレトレーニングも始めていきました。
はじめは、トイレに対する恐怖感をなくすべく、トイレにシールを貼ったり、絵本やDVDでトイレのことを楽しく学んでいったり。
このあたりまでは順調だったのですが…
補助便座を購入して乗せてみて、その後もタイミングを見計らって誘ってはみるのですが、なかなか出ない。
まだ「おしっこをしたい」感覚が分からないようで、DVDのしまじろうのように自分から「トイレ」と言うこともなく。
遊びに夢中だと、トイレに誘っても「行かない」の一点張り。
そのうちだんだんトイレに誘うのもめんどくさくなる私。
こうして中だるみの時期に突入します。
幼稚園に通うまでには外したいねーなんて話していたら、あっという間に幼稚園入園の1ヶ月前に。
ちょっと焦りだした私は、強行手段に出ます。
「今日からずっとパンツね」
失敗して漏らしても構わない、もうパンツにしてしまおう。
一か八か、勝負に出ます(笑)
すると、なんと1週間ほどで、自分から「トイレ」といってトイレに行きおしっこに成功!
始めのうちは、何度か足元におしっこの海を作っていましたが、それも片手で数えるほどでした。
いつの間にか心も体も成長していたんですね。
無理に早く始めるよりも、十分成長してから一気に取り組んだ方が効率的かもしれません。
焦らなくても大丈夫。成長を見守っていきましょう。
おむつをしている限りトイレに行かない
今のおむつって、昔に比べるととっても快適になっていますよね。
おむつのCMを見ても、「驚きの吸収量」「ムレない」「サラサラ」なんてよく聞きます。
赤ちゃんのうちは良いことなんですが、トイレトレーニングには大敵なんです。
「トイレでしないと気持ち悪い」ことが実感できないと、いつまでもおむつに頼ってしまうんですよね。
我が家では、トイレトレーニングを始めたといっても、おむつを履かせたままで、タイミングを見計らってトイレに誘うというだけ。
子ども本人は、「別におむつにすればいいじゃん、気持ち悪くないし。」くらいに思っていたかもしれません。
そりゃわざわざ遊びを中断してトイレに行こうと思わないよね。
漏らすことによるママ・パパの負担は増えるかもしれませんが、思い切ってパンツにすることで、「トイレ行かなきゃ」という意識が芽生え、おむつ卒業に一歩近づくことができます。
パンツでおもらししたときに、ママやパパがイライラしてしまうと、「やっぱりおむつがいい!」となってしまうことも。
おもらし上等!という気持ちで、ゆったり構えましょう。
濡らしたくないものは片付けるなど工夫すると、イライラも抑えられますよ。
できた!体験が大事
これはトイレトレーニングに限らずですが、子ども本人が「できた!」と実感できることがとっても大事。
「できなかったことができるようになる」って大人でもうれしいですよね。
おむつが外れたときの、子どもの誇らしげな、自信に満ちた顔といったら。
一つ一つが、子どもの自信につながっていくんだね。
- 自分から「トイレ」って言えた
- トイレでおしっこできた
- 漏らさずに一日過ごすことができた
子どもの「できた!」に出会ったら、思いっきりほめて一緒に喜びましょう。
そのうれしさが、次もがんばる原動力になり、トイレトレーニングもどんどん進んでいきますよ。
【正直そこまで使わなかったものも】トイレトレーニンググッズ
我が家でトイレトレーニングをしたときに使ったグッズをいくつかご紹介します。
これから取り組まれる方の参考になればうれしいです。
こどもちゃれんじの教材
こどもちゃれんじには、子育てのいろいろな山場で助けてもらっていました。
トイレトレーニングもその一つ。
いつから始めればいいのか、どうやって進めていくのか、まったく未知の世界でしたが、子どもと一緒にDVDや絵本を楽しみながらイメージをつかむことができました。
子ども自身も、トイレに興味を持ってくれて、楽しいイメージを持つことができたようです。
ただ、我が家のトイレトレーニングではあまり活躍しなかった「ごほうびシール」。
そこまでシールを貼ることに喜びを感じられなかったようで、「シール貼れるからトイレ行ってみよう」とはなりませんでした。
使い始めの数枚が貼られているだけで、その辺に打ち捨てられていました(笑)
効果のあるお子さんもいらっしゃると思いますが、我が子には合わなかったようです。
補助便座
大人用の便座に乗せて使う補助便座。
我が家が使っていたのはコレです。
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便器に落ちてしまう心配がなく、安定して座れるので安心して用を足せます。
始めのうちは使っていましたが、自分だけで補助便座に乗るのが難しいこともあり、割とすぐに使わなくなりました。
ウンチも拭きづらい…
子ども自身が落ちそうになって怖がったり、不安定でイヤだと言わなければ外してしまってもいいかもしれません。
下の子は、お兄ちゃんや大人への憧れからか、早くから大人用の便座に座りたがり、あんまり乗っていた記憶がないですね。
防水シーツ
トイレトレーニング中のお昼寝に大活躍の「防水シーツ」。
ソファに昼寝してしまうことの多かった子どもたち。
何度もおもらしをされて、後始末が大変でした。
防水シーツを敷いておけば、シーツと洋服だけ洗えば清潔です。
もっと早く気づいていればよかったなぁ。
ちなみに、次男が4歳の今も現役です。
トレーニングパンツ
普通のパンツよりも漏れにくいトレーニングパンツ。
少しだけしか用意しませんでしたが、十分でした。
普通のパンツよりは多少漏れるまでに時間を稼いでくれるし、ズボンなどへの影響が抑えられますが、結局漏れるのであまり変わらないかも。
洗濯してもなかなか乾かないので、めんどくさがりの私は早い段階で普通パンツに移行しました。
子どもも、ちょっと厚めで重いトレーニングパンツはあまりお気に召さなかった模様。
それぞれのご家庭の事情に合わせて、上手にグッズを活用できるといいですね。
▽トイレトレーニングでも活躍したこどもちゃれんじの体験談も書いています
まとめ
トイレトレーニング、なかなか進まないと焦ってきますよね。
我が家も、早く始めた割に全く進展しない日々が続きました。
でも、子どもは着実に成長しています。
心と体が整えば、いつかおむつが外れる日が来ます。
失敗は当たり前。
親も覚悟を決めて、お子さんのトイレを応援しましょう!
▽トイトレが終わったら幼稚園!我が家の幼稚園選びに関する記事はこちら
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