赤ちゃんの指しゃぶり、かわいいけど、少し大きくなってくると、「これ、やめられるのかな…」とだんだん心配になってきますよね。
歯並びへの影響も気になるし、爪もヘンだし、匂いもするし。
かといって、無理やりやめさせるのもなんだか違うな。
そんな風に感じているママ・パパさんに向けて、今回は、我が子が指しゃぶりを卒業するために試した方法を3つと、我が子の指しゃぶり卒業エピソードをご紹介していきます。
悩まれている方の参考になればうれしいです。
【指しゃぶりを卒業するには?】我が家が試した方法3つ
指しゃぶり、赤ちゃんの頃から続く癖(くせ)とあって、なかなか手ごわいんです。
無理やりではなく、なるべく自然に卒業したい。
そう思っていた我が家が取り組んだ3つのことをご紹介していきます。
どれに効果があったのか分かりませんが、突然卒業の日はやってきました。
いろいろ試してみて、あとは結局本人に任せるしかないんですよね。
子どもの力を信じて。
大丈夫、そのうち必ずやめてくれます。
ちょくちょく「声かけ」
「将来どうなるか?」を想像させる声かけが効果的。
やめさせた方がいいかな…と思いはじめてから、まず行ったのが「声かけ」です。
主な声かけの内容はこちら
- 「そろそろやめたほうがいいと思うな~」
- 「歯並びが悪くなっちゃって、たくさん虫歯ができるよ」
- 「大人になってからも指しゃぶりしてたらどうかな~?」
ちょっと脅しも含まれているので、あんまり良くないのかもしれませんが。
子ども自身が「そろそろやめなきゃいけないんだ」と考えるきっかけになるように、気が付いたら声をかけるようにしていました。
やさしく外してあげる
我が家の場合は、圧倒的に「眠いとき」の指しゃぶりが多かったのですが、寝入ってから、やさしくしゃぶっている指を外してあげるようにしていました。
これは主に、ヘンな爪や歯並びを心配したパパがやってくれていました。
起きているときにも、ふざけながら、ママが外しては子がしゃぶり、外してはしゃぶりを繰り返す謎の遊びをすることもありましたよ。
「ダメだよ!」と無理やり外すのではなく、あくまでもやさしく、楽しくやることを心がけていましたね。
代わりの「安心」を用意する
子どもにとって、指しゃぶりは「安心するための手段」。
力ずくでやめさせることもできるのかもしれません。
でも、安心を奪ってしまっては、その子の心が傷ついてしまう。
そう思ったので、指をしゃぶる代わりになる「安心」を用意することにしました。
我が家の場合は、「手をつなぐ」がその代わりの役割を果たしてくれました。
夜寝るとき、必ずしゃぶってしまう指を包み込むようにして手を握ってあげる。
はじめのうちは、それでもやっぱりしゃぶりたい!と手が口にいってしまうこともあります。
根気よく続けることで、「しゃぶらなくても大丈夫なんだ」と分かってくれますよ。
我が家の長男が指しゃぶりを卒業するまで
我が子がよく指しゃぶりをするようになったのは生後2ヶ月頃。
なにか不安なことがあるときや、眠いときに、お気に入りのタオルケットを持ちながらしゃぶるスタイルが定番でした。
左手の中指と薬指、私がイメージしていた指しゃぶりとは指のセレクトが違いましたね(笑)
ちいさいうちは、「かわいいなぁ」「指しゃぶりをするとすぐ寝てくれて助かるわぁ」くらいに思っていました。
しかし、だんだん気になることが。
ふにゃふにゃの白い爪、臭い指、「歯並びが悪くなる」という怖い話。
このままで大丈夫かな…
特に歯並びは、私自身歯並びが悪く、見栄えが悪かったり虫歯が多かったりと苦労してきたので、悪くなってほしくないと思っていました。
そこで、2歳ごろから、声かけを始めたんです。
でも、聞いているんだかいないんだか。
「分かってるぅ」と言いながらチュパチュパ。
以前に指しゃぶりの相談をしたときに、保健師さんから「指しゃぶりはお子さんが安心するためにやっている」といったお話を聞いたので、強制的にやめさせることも抵抗がありました。
声かけを続け、しゃぶっている指をそっと抜き、寝かしつけで手をつなぎ。
「まぁ、そのうちはずれるでしょ」と思いながらもどこか焦っていた、4歳のある日のこと。
夜寝る前に突然「ぼく、今日から指しゃぶらない!」宣言が飛び出しました。
またまた、そんなこと言って、どうせしゃぶっちゃうんだよねー
そう思って寝床に入ったのですが、なんと、本当にしゃぶらずに寝たんです。
それも、その日たまたまではなく、翌日からも指をしゃぶらなくなりました。
あんなに外れなかったのに、ビックリ!!
しばらくは「我慢してるなぁ」という感じでしたが、だんだん指しゃぶりへの熱は冷めていきました。
何で急に指しゃぶりをやめようと思ったのか聞いてみると「おとなになってもゆびしゃぶってるのやだから」だそうな。
大人になってからの自分の姿をイメージしたんだね。
将来をイメージさせる声がけの効果があったようです。
すぐに効果が出るわけではないけど、ちゃんと聞いていたんだ、と思いました。
あんなに長い時期しゃぶっていたのに、あっという間の幕切れ。
自分でも、ずっと「やめなきゃ!」と思ってはいて、ようやく決心がついたんですね。
自分で「やる!」と決めたことは、本当にやる。
親がどんなにがんばっても、子どもの「やる!」という気持ちには敵わないんですね。
まとめ
指しゃぶりを卒業するために我が家が実践した方法をご紹介してきました。
いろいろ方法はありますが、最終的には「子どものやる気」次第。
その気になったら、すぐにやめます。
本当に、突然に。
悩んでいた日々はなんだったんだろう…?というくらい、あっけないですよ。
お子さんの気持ちに寄り添いながら、無理せずゆっくり卒業に向かえるといいですね。
▽子育てに悩みはつきもの。我が家ではこんなことも悩みの種でした…
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