母乳やミルクだけで栄養を取っていた赤ちゃんも、生後5ヶ月頃から離乳食を食べるようになります。
その頃から、食べ物をカミカミするための「歯」も生えてきます。
そこで気になるのが
赤ちゃんの歯磨きって、いつから始めればいいの?
ということ。
できれば健康な歯でおいしいものをたくさん食べてほしいですよね。
今回は、赤ちゃんの歯磨きはいつから始めればよいのか、進め方や歯磨きを嫌がるときの対処法についてお話していきます。
我が家もまだまだ試行錯誤中ですが、どなたかのお役に立てればうれしいです。
【乳歯が生えてきたら始めよう】赤ちゃんの歯磨きはいつから?
乳歯が一本でも生えてきたら始めましょう
これからの人生、食べることを思いっきり楽しめるように、虫歯にはさせたくない。
そう思うのが親心ですよね。
赤ちゃんの歯磨きは「乳歯が生え始めたら」始めていきましょう。
でも、いきなり歯ブラシでシャカシャカ…というわけにはいかないんです。
赤ちゃんは、お口の中を触られることにまだ慣れていないんですよね。
始めは、濡らしたガーゼで優しく拭ってあげることからスタート。
できれば、乳歯が生えてくる前から、遊びの中でお口の周りや中をツンツン触ってあげるなど、刺激に慣れておいてもらうと、スムーズに歯磨きを受け入れてくれますよ。
ちょっと記憶があいまいなのですが、我が家の子どもたちも、乳歯の生え始める7ヶ月くらいから、ガーゼ磨きにチャレンジしていたと思います。
そこまで嫌がって大変だった記憶はなく、すんなり歯磨きを受け入れてくれました。
小さいころからのスキンシップ、大事だね。
【山あり谷あり】シャカシャカ歯磨きまでのステップ
自分で歯ブラシを持って歯を磨けるようになるまでには、いくつかのステップがあります。
歯の生え方や成長に合わせて、少しずつステップアップしていきましょう。
ガーゼで拭く
乳歯が生え始めの頃は、水で濡らしたガーゼを指に巻いて、丁寧に歯を拭ってあげましょう。
赤ちゃんが安心できる体勢(抱っこなど)で行うといいですね。
授乳や離乳食の後、夜寝る前にできると〇。
ママ・パパの手は清潔にね。
仕上げ用歯ブラシでママ・パパが磨く
歯が多くなってきたら、ガーゼだけでは拭いきれないので、いよいよ歯ブラシの出番です。
ママ・パパの正座した膝の上に子どもの頭を仰向けに乗せて、あごを支えながら磨きます。
まだ歯磨き粉はつけなくて大丈夫なのですが、
我が家は、歯磨き後のうがいが不要な「レノビーゴ」を使っていました。
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よくあるフルーツ味とかではないのですが、子どもたちはなぜかこの味がお気に入りでしたね。
仕上げ用の歯ブラシは、柄が長く毛先の小さいものが磨きやすくおすすめです。
歯ブラシを持つときは、えんぴつの持ち方で、やさしく小刻みに動かすといいですよ。
自分用歯ブラシを持たせ、磨かせてみる
だんだん歯磨きに慣れてきて、子ども自身が歯ブラシを持ちたい!となるのが、だいたい1~2歳ごろ。
子ども用の歯ブラシを用意して、自分で磨かせてみましょう。
その際に気を付けたいのが、転んだときなどにノドを突いてしまうこと。
子どもに渡す歯ブラシは、柄が短く、ストッパーがついたものや、クニャっと柄が曲がるタイプの、安全なものを用意しましょう。
理想は、決まった場所でじっとしながら磨くことなんですが…
恥ずかしながら、我が家の子どもたちはいまだにじっとしていられず、毎日怒られてばかり。(6歳と4歳です)
小さいころから習慣づけてあげることが大事かも。
もちろん、この時期はまだママ・パパの仕上げ磨きも必須です。
奥歯も生えてきて、汚れを落としにくくなり、虫歯のリスクが上がってくる時期になりますので、しっかり仕上げしましょう。
カミカミ→シャカシャカできるようにする
自分で歯ブラシを持って磨いている…といっても、実際にはただ口にくわえてカミカミしているだけ。
うちはいまだにそんな感じです。
磨けている気がしない…
そしてすぐに歯ブラシの毛先が開いちゃうんだよね。
ママ・パパも一緒に磨いて、お手本を見せるなどしながら、徐々にシャカシャカ「歯を磨く」ことができるようにしていきましょう。
イヤイヤの時期がくると、仕上げ磨きも思うようにさせてもらえないことも。
毎日が戦いでしたね。
イヤイヤの時に効果的な対策について、続いてお話していきます。
【毎日が戦いの時期も】仕上げ磨きを嫌がるときの3つのヒント
1歳~3歳ごろまでは、自我が芽生えてくる時期でもあり、生活のいたるところで「イヤ!」が連呼されます。
仕上げ磨きも例外ではありません。
そんなときに、仕上げ磨きにおいて我が家で有効だった対策をご紹介していきます。
「歯磨きは楽しいもの」と思ってもらう
歯磨きを少しでも楽しいと思ってもらうために、歌やぬいぐるみなどで誘うというのが、我が家では効果的でした。
あの手この手を使って、歯磨きを楽しいと思ってもらえるように工夫していました。
痛くない仕上げ磨きをマスターする
やっぱり「痛い」と誰だってイヤですよね。
できるだけ力を入れずに優しく磨く、痛がるところは磨かないようにするなど、「痛くない仕上げ磨き」をマスターしましょう。
そんなに力を入れなくても、汚れは落ちるみたいだよ。
「歯磨きは痛くない、むしろ気持ちがいい!」と分かれば、嫌がらずに仕上げ磨きをさせてくれます。
親も一緒に磨く
子どもが歯磨きをするとき、親も一緒に磨くというのも効果的です。
「歯磨きってキレイになって気持ちがいいな~」
そんな親の姿を見せることで、ママ・パパもやってるんだったら…と、歯磨きに乗り気になってくれることもあります。
お手本を見せることができるので、上手な歯磨きの練習にもなりますね。
親子で一緒に歯磨きタイムを楽しみましょう。
いろいろ工夫してみても、やっぱりダメな時もありました。
押さえつけて無理やり磨いていた時期もありましたね。
それでも、3歳くらいになると落ち着いてきて、仕上げするよ~と言うと自分からゴローンと膝に転がってくるようになりました。
私自身が虫歯で苦労してきたので、子どもたちには同じ思いをさせたくない…
そんな思いで、これからも仕上げ磨きしていきます。
(小学校3、4年生くらいまではしようと思っています)
まとめ
赤ちゃんの歯磨きのはじめ時は「乳歯が生え始めたら」です。
水で濡らしたガーゼでやさしく拭くところから始めて、徐々にステップアップしていきましょう。
しばらくは仕上げ磨きが必要ですが、イヤイヤでなかなか仕上げ磨きさせてもらえない時期もあります。
歯磨きを「楽しい」「気持ちいい」ものだと思ってもらえるように、いろいろ工夫して乗り切りましょう。
▽気になる「いつから?」について、他にも記事を書いています。
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